こんにちは。まさおです。
最近はコロナ関連の記事ばかりになっていますが、今回もコロナ関連の衝撃のニュースを取り上げます。
尼崎市教育委員会はコロナに感染した教諭が症状が落ち着いたので学校に出勤し、担当クラスで授業を行っていたと発表しました。児童ら33人がPCR検査を受けています。本人の自覚や学校の管理などに問題がありそうです。
今回のテーマは「なぜ教諭は感染したまま授業をする?」です。
コロナに感染した教員が授業をしていたという事例
9/1、尼崎市教育委員会は、市立小学校の教諭が新型コロナに感染したことを報告せずに出勤し担任クラスで授業を行っていたと発表しました。
詳細は以下のニュースをご確認ください。
これにより、学校は8月31日から9月3日までの4日間を臨時休校。クラスの児童ら33人がPCR検査を受けています。
この教諭は8/25に抗原検査で陽性と判明し、10日間の自宅療養するべきでしたが学校にも報告せずに8/30に出勤したということです。
常識では考えにくいのですが、学校現場の実情を表しているのかもしれません。
感染を言いづらい空気が学校にある?
教育現場の実情というのは、「#教師のバトン」でも問題になった学校教員の多忙な状況がコロナ感染を報告しづらくしているのではないかということです。
この教諭の無自覚ポイント3つ
第1に、コロナ感染は本人にとって重症化に至れば死ぬ可能性もある重大案件です。学校側への報告を怠った時点で自覚が極めて低いと言わざるを得ないです。
第2に、症状が改善した場合も保健所の確認を取って再度PCR検査を受けるなど、出勤可能の判断をもらってから出勤すべきで、その点も事態を軽く見ていたように思われます。
第3に、コロナ感染で治癒確認がないまま学校で授業をすることで、児童や他の教諭に感染させる可能性、さらに言えばその家族に感染させて重症化や死亡させてしまう可能性を考えていないように思われます。
学校に迷惑をかけられないという意識?
一方で、学校の先生の中には、発熱くらいで休むと他の先生に迷惑をかけるから頑張って出勤しようというような空気があるのも事実です。
このツイートのような学校が現実的にはいくつもあるのかと思うと、学校現場は本当に世間の常識とかけ離れてしまっているのでは?と怖くなりますね。
コロナ感染を隠したいという空気もありそうです。
学校現場の多忙感が世間の常識とのズレを生んでしまい、問題を大きくしてしまうリスクがあると改めて感じました。
上記の事例はほんの一部で、多くの学校はきちんと対応していると思います。
一方で、多くの子供が集まる学校ではほんの一部のおかしな対応が大きな問題になってしまうとも思います。教育現場は社会よりも一歩進んだ対応で、子供たちを守ろうという意識が強く出てほしいと思います。
行政は学校現場の感染管理にもっと介入を
この問題の根本原因は国や自治体の教育行政軽視にあると思います。
文部科学省も35人学級などの対応で学校現場の改善に力を入れていますが、日本の20年後や30年後を作るのは今の子供たちの学校での体験がベースになるわけですから、大人とはこういう尊敬に値するものであるということを授業以外の場でもきちんと見せられるようにすべきだと思います。
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