こんにちは。まさおです。
4/27、福井県教育委員会は令和4年度の県立高校入試の日程を1カ月程度前倒しにすることを発表しました。コロナの影響で3月下旬まで進学先が決まらない生徒と高校に配慮した対応です。
今回は「福井県立高校の入試日程前倒し」を取り上げます。
福井県立高校令和4年度入試日程
4/27、福井県教育委員会が令和4年度の入試日程を発表したというニュースが出ています。
4月27日段階では福井県教育委員会のホームページには具体的な報道発表等はアップされていません。
上記の福井テレビの報道によると高校入試日程は以下のように変更されます。
項目 | 令和3年度 | 令和4年度 |
---|---|---|
推薦出願 | 1/12~1/13 | |
推薦面接等 | 1/19 | |
合格者通知 | 1/21 | |
一般出願 | 2/9~12 | |
一般学力検査 | 3/4~5 | 2/16~17 |
一般追検査 | 3/9~10 | |
一般合格発表 | 3/12 | |
2次募集出願 | 3/15~16 | |
2次募集学力検査 | 3/17 | |
2次募集合格発表 | 3/18 | |
特別検査学力検査 | 3/22~23 | |
特別検査合格発表 | 3/24 | |
特別検査2次募集出願 | 3/25 | |
特別検査2次募集合格発表 | 3/26 |
一旦明確になっているのは上記の一般入試の日程です。令和3年度に比べると3週間ほど早まっているということになります。
ちなみに入試が早まること自体は3月上旬にすでに発表されており、今回は具体的な日程が出てきたという点が新しいニュースということになります。
コロナで先が読めないければ日程前倒しは必然
一般的に東京を中心とした首都圏の高校入試は2月中旬~下旬にかけて試験を行い、3月上旬に合格発表、進路を確定させてから卒業式という流れが多いです。
一方、大阪をはじめとした関西地区など、入試を3月中旬に行い卒業式後に合格発表があるという地域もあります。
もともとは学校の授業を1日でも長くやることが望ましいですし、入試も公立高校中心でほとんどの生徒が合格するという前提であれば、入試日程は後ろの方が望ましいということになります。
一方で令和3年度入試はコロナの影響が読めない中で、感染者に対する配慮から特別検査を後から追加する対応を取りました。
そのため合格発表がどうしても3月末に近づくという問題が出てしまったということです。
福井県も最終合格発表が3月26日と4月1日の新年度まで1週間もないようなギリギリの日程で受験生本人もっ高校の先生も入学準備までの日程が少ない厳しいスケジュールだったと思います。
この流れで入試日程の前倒しはある意味必然だと思います。
入試が早まることで中学校の先生の授業のスピードが少し早くなる影響がありますが、その他は大きな問題にはならないと思います。
今後、同様の動きで高校入試日程の前倒しが相次ぐ可能性があります。2月中旬の日程でうまく設定ができるなら、それくらいに入試をやるのがちょうどよいと思います。
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