成績を上げる勉強のしかた ~知識と演習~

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まさお
まさお

中高生の皆さんが学習を進めるときに、なんのためにどんな方法を使っているか考えていますか?勉強した結果成績を上げたいのであれば、目的に合わせた勉強法を選ぶことが大事です。

今回は成績を上げるための勉強法を取り上げてみます。

この記事のポイント

勉強の第1段階は知識のインプット
覚えるべき内容が何かわかるようにして反復練習を繰り返す 。知識は演習に先行させる。
第2段階は知識を使った解法演習
基礎知識が身に付いたら問題を解くプロセスを繰り返す

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成績を上げるとはどういうことか

過去に別の記事でも詳しく説明しましたが、成績を上げるということは母集団の中のテストの得点による順位を上げることを意味します。

つまり、テストの点が上がることが成績が上がることです。

ですから、授業をきちんと理解していても、教科書の内容が頭に入っていてもテストの点にならないと成績は上がらないのです。

まずは、テストの点を上げるにはどうすれば良いのかということからすべての考えをスタートさせるようにしましょう。
過去の記事も参考までに掲載しておきます。

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第1段階は知識のインプット

テストで点を取るには前提となる道具を身につけないといけません。

知識がそろっていないのに問題を解こうとしても時間がかかるばかりか、その強化が嫌いになってしまったりすることも多いのです。

まずは知識をきちんと身につけることを意識しましょう。

各教科で身につけるべき知識とは何か

各教科で何を覚えなければならないのかがわかっていない人もいるかもしれません。各教科で重要な知識事項はおおむね以下のようになります。

教科名主な知識事項
国語漢字の知識
現代文・古文の語彙(言葉の意味を何個知っているか。)
現代語・古語の文法(特に品詞の特徴)
数学数式記号の意味
有名な定理・公式
代表的な問題の解法
英語英単語・英熟語の知識(語彙)
各単元の文法事項
文法事項を使った基本例文
理科各分野に関連する定理・公式・用語の意味
社会各分野の用語の意味
各事象と事象の因果関係
(例、応仁の乱はなぜ起きたのかといった背景)

各教科の知識の身につけ方

各教科の知識は、1日ですぐに全部覚えられるようなものではありません。日々の学習で何をやるかを決めて、積み重ねていくように設定する必要があります

多くの場合、学校や塾の先生が知識の積み上げになるような宿題を出してくれるのですが、自分で知識の拡大に相当する学習量が不足していると感じる場合は、先生に相談するか自分で何かつけた市をしておく必要があるでしょう。

各教科で以下の当てはまるような学習をしているかチェックをして不足があると思ったら、自分で問題集を1冊用意することをお勧めします。

教科持っているべき問題集
国語漢字練習用のドリル(語彙力強化を兼ねる。漢検用でもよい)
古典単語集(語源説明とテストがついている形式が望ましい)
数学教科書に出てくる定理や公式を集覚えれば問題集は不要。
教科書の重要語句や定理・公式にマーカーを引くなど。
英語英単語集またはアプリ(テストがついている形式が望ましい)
文法事項は教科書やメイン教材があればよい。
理科物理・化学は知識のための問題集は不要。
生物・地学は用語集または用語暗記用アプリがあった方がよい。
テストつきの用語集がない場合は、用語の解説をみて解答を言えるように練習
社会各分野の用語集を持っているべき。
テストつきの用語集がない場合は、用語の解説をみて解答を言えるように練習

曜日ごとにやる教科を決めて、30分程度取り組むだけで結果が変わってきます。

まさお
まさお

知識は学習の土台なので、やるべき問題集を決めて英語は毎日、国語と数学は1日おきなどと決めて取り組みましょう

何もしないのは後で大変なので、少しずつやることが大事です。

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第2段階は知識を使った解法演習

知識が日々の学習で進むようになったら、問題集を使って問題をたくさん解くことが重要です。

ポイントとして、知識が演習より少し先行していることが大事です。

たとえば、英語でテキストのLesson10の新出単語を覚えているならば、問題演習は1つ前のLesson9を解いているというような感じです。

知識が先行すると、後の問題演習の時に知識不足による理解不足が亡くなりますので、課題解決のスピードが上がります。これがとても大事な考え方です。

各教科にメインとなる問題演習用教材を持っておく

各教科で学習時に取り組むべき問題集をきちんと持っているでしょうか。

持っていなければすぐに準備をするべきですが、持っている場合はその問題集を何回も解くようにしてください。

どの教科も、
①学校や塾で指定されて問題集があればそれを徹底的にこなす。時間がある限り何回でも解く
②学校や塾の指定教材がない場合は、本屋さんで自分が解けるレベルの問題集を1冊選ぶ

まさお
まさお

自分で何がよい教材か選べない場合は、コメントやツイッターのDMをもらえれば、選んであげられると思います。

まとめ

重要なことは以下の2点です。

①知識と解法演習は両輪であることを絶対に忘れないこと!!
②知識は解法演習に先行させて進めるペース配分が大事なこと。

上記がわかっていれば、後は問題を解く量を増やすことが大事です。
解いている量で学力はそのまま変わってきます。
量を増やさずに成績を上げるのは自分の実力がある程度見えてきてから出ないと難しいので、まずは量をこなしてください。

その上で、解く問題のレベルをコントロールできるようになってくると少ない問題量で成績を上げることができるようになります。

まずは、自分の学習の型を作って3か月頑張ってみましょう!

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