【やる気を持続!】夏休みの学習記録のススメ

学習方法・学習ツール
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まさお
まさお

こんにちは。まさおです!
7月21日から夏休みがスタートします。コロナで夏休みの期間が自治体ごとにまちまちな状況がありますが、時期の差こそあれ、夏休みの学習は今後に大きな影響を与えます。

今日は「夏休みの学習記録のススメ」というテーマを取り上げます。

夏休みの学習記録が必要な理由

記録を採ると人はそれを続けたくなる
学習記録を採ることにより、学習量の増加が見込める
⇒何をどれくらいやったのかを振り返ることで、課題の発見ができる
◆夏休みトータルの学習時間を記録することでやる気を維持
⇒目標を決めてそれに対する今の位置が見えると頑張りやすくなる
夏休みを効果的に乗り切るためにも学習記録は必ず採ろう!

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記録を採ると続けやすくなる

学習記録

皆さんは何か集めたり記録したりしているものはありますか?
ポケモンやデュエマ、プロ野球チップスのカード、日々の日記などでしょうか。

人間には、一度始めたものを続けたくなる性質があるのですが、記録や収集が入るとそれが加速する傾向があります。
学習においても記録を採ることを意識すると、自分の学習の総量がわかるだけでなく、それをより拡大するために次の日も頑張ろうという意欲が出て来ます

学習時間や学習内容の目標を設定して、それに近づいているかを確認するのも効果的です。適切な目標はそれに近づく努力を自分に起こさせますから、目標がないよりはあった方がよいでしょう。

学習目標を設定し、毎日どのくらい進んだか記録をする。」
これだけで、かなり学習の進みがよくなります。

まさお
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マラソンなどの長距離走は、常にゴールまでの残りの距離と区間ごとのタイムを意識します。夏休みの勉強も同じで、夏休み終了後までにどのくらいの学習を終えたいのか今はその目標に対してどの程度の位置なのかを日々把握することで、目標達成の可能性がかなり高まります。

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夏休みの目標学習時間はどれくらいがよいか

中3の受験生なら、夏休み日数×10時間くらいを目指しましょう。
高3の受験生なら、夏休み日数×14時間くらいを目指しましょう。
無茶だと思いますか?
私は過去に夏休みに500~600時間くらい勉強をしてきた生徒をたくさん見てきました。目標と学習環境と一緒に頑張る仲間がいれば、1日10時間くらいはできると思います。

受験学年以外は、部活があまりないようなら夏休み日数×5時間くらいを目指すとよいと思います。部活が忙しい場合でも、夏休み日数×2~3時間くらいは目標にしておくとよいと思います。

まさお
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目標設定時のポイントは、頑張れば届く位置に目標を置くことなので、さすがに1日10時間は難しいと思う人は、自分ができると思う限界ラインを目標にするとよいでしょう。

人間というのは不思議なもので、本気で頑張れば、意外と無理と思っていたことも突破できます。上記の500時間達成した生徒の大半は夏休み前は無理と思っていた生徒です。
1問1問に丁寧に向き合うことの積み重ねです。

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夏休みの学習記録

目標時間を設定したところで、日々の学習状況が目標に対してどの程度かが見えないと人はなかなか頑張れません。
今回、夏休みの学習記録の書式を作ってみました。以下のようなイメージです。

PDFファイルを以下からダウンロードできます。


このようなフォーマットに日々シンプルに記録を書いていくのです。余裕があるなら、学習時間は教科ごとに取った方がよいかもしれませんが、合計が目標に近づいているかを見ることがまずは大事です。

まさお
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勉強は時間ではなく質だという考え方もあります。上質の勉強を短時間の集中でできるならば、そのような時間目標の設定でよいと思います。多くの受験生を見ていると、質の追求をしつつも時間の目標を追求している方が、結果学習量が増え成績も上がりやすいように見えました。

学習記録の記入例

どのように使うか、記入例も作ってみました。

日付単位で1ページを使い、学習開始時間・使用教材・ページ・所要時間を記入します。1日の終わりに合計時間とその日までの累積時間、そして振り返りを記入します。
その日の自分の気持ちなども書いておくと次の日への切り替えにもなります。

重要なことは、自分のモチベーションを高めて毎日の学習に前向きに取り組むためにやるということです。

まさお
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日々の累積学習時間を書くと、夏休みの合計学習時間から目標との距離が見えやすくなります。距離がつかみやすければ、あとどれ倉頑張ればよいかがわかるので、モチベーションも維持されやすくなるはずです。

夏休みの学習を通して得るもの

夏休みの学習記録の本当の意義は、夏休みの学習時間を増やすことにあるわけではありません。
自分で決めた目標に対して、毎日少しずつ努力をして近づいていくという行為そのものに価値があるのです。

受験勉強というのは、目標校の入試で合格するために行われるものですが、受験勉強を通して、自分を一生支える目標との向き合い方や辛いときに頑張り方、結果が出たときの喜びを感じることが大事です。

今回の夏休みの学習記録も、こういう方法を通じて当初無理だと思っていた学習を継続的に行い、ゴールにたどり着けたという経験をすることで、その後の人生を支える自信を手に入れられたら素晴らしいと思います。

まさお
まさお

目標時間を仮に300時間と設定した人が200時間で終わってしまった場合でも、それを失敗と考えてはいけません。
200時間も勉強できたのは、300時間という目標があったからということなのです。
自分で目標を設定し、それに向かってチャレンジするという尊い行為にぜひ向き合ってください!!

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