
こんにちは。まさおです。
8/8で東京オリンピックも閉幕となります。そして夏休みも後半あと2週間というところが多いのではないでしょうか。コロナの感染者も1年前とは比較にならないほど増えている中で外出もままならないところも多くあると思います。
今回のテーマは「夏休み後半。今からやっておくべきこと」です。
◆夏休みの目的を今一度確認
⇒受験学年は苦手克服が重要テーマ。理科社会の学習の進み具合を確認しよう
⇒受験学年以外は主要教科の数学と英語を中心に基礎学力を固めることが大事
◆学校の課題が残っている場合は早めに片付ける
⇒問題集を解くタイプの宿題はできるだけ早く終わらせておく
⇒読書感想文や研究発表タイプは資料集めや読書にじっくり時間をかけておく
全体を見渡して優先順位をつけられるかが重要!!
夏休みにやっておくべき主要課題
今年の夏休みはただでさえコロナで動きが取れないところにオリンピックが重なったため、受験生にとっては落ち着かない夏休みになっています。
塾や予備校は感染防止を取りつつも通常授業を続けているとおもいます。一方で、日々の感染リスクはデルタ株でどんどん増大して、板挟みのような状態で学修を続けている受験生も多いことと思います。
夏休みも半分が経過したところで、一度全体を見渡して自分の学習状況を振り返ってみることが大事です。
夏休みの使い方のポイント
夏休みを有効に使うための重要ポイントは以下の通りです。
1.受験生は苦手を克服する最大にして最後のチャンス
2.受験学年以外は基礎学力を充実させる重要な時期
3.まとまった時間を自由に使える夏休みで博物館や遠出などをして見聞を広げることも大事
4.学校の宿題が出ているところは早めに宿題を終わらせて自由な時間を確保する
5.読書感想文や自由研究は本当に興味のあることに時間を割くことが大事
ここに書いたテーマに即して自分のこれまでの夏休み生活を振り返ってみましょう。この夏に絶対にやっておきたいことを最重要項目として優先的に対応することが大事です。
夏休み後半に向けたチェックポイント
主に以下の内容を確認しておきましょう。
受験生の苦手科目・苦手単元克服状況の確認
来年受験を控えている人は、夏休みに入るにあたって苦手の克服をテーマに掲げていたはずです。
模試苦手克服を意識せずに夏休みに突入してしまっていたら、ラッキーです。今すぐ軌道修正をして苦手克服を目指しましょう。
苦手科目の問題集を最低1冊はこの夏休み中に仕上げるようにしましょう。
現在、どこまで進んでいるかで残り期間とのペース配分を調整します。
問題集のレベルにもよりますが、1冊確実に仕上げることで学力に目に見えた変化が出てきますので、時間をかけてよいので必ず取り組むことが大事です。
受験学年以外は数学・英語の基礎固めを徹底
受験学年以外の人は、まだそこまで焦っていないかもしれません。
一方で今のうちに基礎学力を固めておくことが次年度以降に大きな差を生みます。
数学・英語がいまだ得意に程遠いという人は、夏休み中に基礎的な問題集を1冊やり切ることをお薦めします。ひとつ前の学年の問題集でもよいと思います。
徹底的に説きまくって、全問正解できるレベルにしておくことが大事です。
また、学校の教科書の問題を解くことも有効です。
その場合は教科書ガイドなど、教科書の問題の解答が簡単に確認できるようにしておくことが大事です。
学校の宿題は早めに片付けておく
学校の宿題が夏休みの最後まで終わらない生徒が毎年大量発生します。
確かに量が多い学校もあるのですが、単純に先送りして溜めているケースも相当多いです。
まずは問題集系で解けば終わるものは残り日数から逆算して、早めに終わらせるようにしましょう。
自由研究や読書感想文は研究テーマの情報収集や課題図書を読むことを優先的に行います。その際に、のちにレポートに各主要なテーマをノートなどにメモ書きしていくことが大事です。
そして、最後の1週間程度で清書ができるよう、スケジュール管理ができるとよいでしょう。
博物館や遠出をしての見聞拡大も重要
最後に、夏休み中に普段行かない博物館や少し遠い親戚の家などでの経験を積むことをぜひ意識してほしいと思います。
コロナ禍で外出は望ましくない空気がありますが、学校に行くのと同じくらい、日常を離れた経験を積むことは大事です。
特に、中学や高校は3年間ずつしかありません。受験学年はあまり夏休みに多くの時間を外出に割けませんので、1・2年生の内にいろいろな経験を積んでおくことが重要です。

中高生の夏休みのような期間は、長い人生でもそうそうあるものではありません。この期間を人生の(頭の)基礎体力をつけるための機関と位置付け、様々な経験を積んでおくことが大事です。残り時間は少ないですが、できることに全力を傾けましょう!
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