こんにちは。まさおです。
12月10日くらいになるとほぼすべての学校は期末テストも終わり、中学校の先生も入試相談など出願に向けた準備になっていくと思います。
高校受験生はここからは目の前の定期テストなどがなくなりラストスパートモードになります。
今回は「直前期に効くラストスパートの考え方」を取り上げます。
年内は体力が続く限り勉強してよい
受験生は年内にどこまで仕上げるかが重要です。
今年はコロナの影響があるため、塾での学習も感染リスクへの配慮が必要となります。例年でしたら塾に住み込むくらいの勢いで徹底的に塾を使い倒すべきだという論調になりますが、今年は塾と家庭学習のバランスを少し変えた方がよさそうです。
塾では、塾でしかできないことをやるようにしましょう。
・授業を受ける
・授業でわからないところを質問する
自習室で自習をするような時間は自宅学習に切り替えた方がよいでしょう。
自宅で学習を進めて、わからない問題や質問事項をテキストやノートに付箋を立ててまとめておき、塾に行ったら短時間でまとめて解決をするようなメリハリが重要です。
塾も感染リスクを減らすための対応はしてくれていると思いますが、この時期の感染症はコロナであれインフルエンザであれ、入試結果を大きく左右してしまうので、細心の注意(リスクを最小化する努力)をしましょう。
年末年始は塾の授業があれば塾に行く
受験生とその家族にとって、年末年始の期間は大変気を使う期間です。
受験生本人は入試を目の前にして、正月気分に浸るわけにもいかないでしょう。
一方で家族の人たちは自分が受験するわけではないのですから、受験生に配慮しつつも正月は正月として正しく過ごすのがよいと思います。
結果、受験生は若干の疎外感を感じてしまうことになるのですが、塾で正月特訓などの授業をやってくれるなら、家を出て塾に行くのがよいでしょう。
前述の通り、塾に長い時間い続けることは今年に限っては避けた方がよいかもしれません。
授業を受け終わったら、必要最小限の質問対応や課題の確認をして帰宅しましょう。自宅で、家族と少し距離をとって必要な学習を進め、余った時間は家族と正月の時間を過ごすのがよいと思います。
家族があまり受験生に気を使いすぎるのも考え物です。家族は家族の時間があり、受験生には受験生の時間がありますので、お互いに配慮する関係が望ましいと思います。
年明けは体調管理と学習量のバランスが大事
年明けからは、コロナやインフルエンザの感染が、受験そのものができなくなる原因となってしまうため、体調管理を最優先にします。
とは言え、受験生が1日8時間も寝るのはさすがにやりすぎで、自分の体力と相談しつつも過度に体調管理と称して時間を無駄にしないことが大事です。
1日6時間程度の睡眠で十分疲れが取れるなら、6時間寝ればよく、あとは週末や日曜日に少し休憩を入れて体調維持に努めればよいでしょう。
この時期は学習内容も量も個人差が出やすいです。受験は他の受験生との競争で成り立っていることを念頭に、どこまで学習に割き、どこから体調維持に回せばよいかを冷静に判断しましょう。
自分の体調は自分でわかるはずです。ちょっと頭痛がするとか、疲れがたまっているなという自覚があるなら、その日は休めばよいですし、まだまだ今日は行けそうだと思うなら少し頑張った方がよいでしょう。
いずれにせよ、体調維持を口実に休み過ぎる受験生はいい結果を出せないことが多いので、体調管理と勉強時間確保を常に両輪として意識することが重要です。
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