こんにちは。まさおです。
2/24は千葉県公立高校の一般選抜の第1日目で数学・英語・国語の試験が行われました。
今回は「千葉県立高校第1日の受験状況」を取り上げます。
前後期統合後初の入試で欠席者は199名
千葉県公立高校は神奈川や埼玉に続いて、前後期の入試を今年の入試から一本化しました。
これにより、前後期で2回不合格になる受験生がいなくなり、志願倍率も低下しました。
2/24に行われた第1日の試験は33,517名が出願していましたが、199名が当日欠席となっています。欠席率は0.36%で首都圏の中では低い方だと思います。
全日制全体の募集定員は30,980名。今回受験した生徒は33,318名ですから、平均倍率は1.08倍程度で首都圏の中では低い方だと思います。
全体の状況は以下のページから確認が可能です。
欠席者数トップ5
そんな中、欠席者の多かった学校を上げると以下のような学校名が並びます。
順位 | 学校名 | 学科 | 定員 | 受検者 | 欠席者 | 倍率 | 欠席率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 県立千葉 | 普通科 | 240 | 340 | 19 | 1.42 | 5.29% |
2 | 船橋 | 普通科 | 320 | 548 | 15 | 1.71 | 2.66% |
3 | 東葛飾 | 普通科 | 240 | 425 | 11 | 1.77 | 2.52% |
4 | 柏の葉 | 情報理数 | 40 | 68 | 7 | 1.70 | 9.33% |
5 | 薬園台 | 普通科 | 280 | 353 | 6 | 1.26 | 1.67% |
上記のランキングは欠席者数で並べています。トップの県立千葉は受検生の5.20に当たる19名が欠席となっています。倍率も1.42倍ということで、首都圏のトップ校の中では低い倍率になると思います。
逆に欠席者数で2位や3位に入っている船橋や東葛飾の方が倍率は1.7倍超えで難しい入試になっています。
欠席者は国立大学附属や早慶附属などに合格して、そちらに進学するため欠席したと考えるのが妥当です。
千葉は埼玉や神奈川に比べると東京までの距離があるので、常磐線沿線はともかく、地元志向が強いと思います。そのため、人気校であっても倍率が2倍台なることはなく、安定した受験になる傾向があります。
欠席者を加味した倍率トップ5
千葉県の全日制高校の高倍率5校を並べると以下の通りとなります。この倍率は初日の欠席者を抜いた倍率です。
順位 | 学校名 | 学科名 | 定員 | 受検者 | 倍率 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 東葛飾 | 普通科 | 240 | 425 | 1.77 |
2 | 柏 | 理数科 | 40 | 70 | 1.75 |
3 | 船橋 | 普通科 | 320 | 548 | 1.71 |
4 | 柏の葉 | 情報理数 | 40 | 68 | 1.70 |
5 | 船橋 | 理数科 | 40 | 64 | 1.60 |
上記の通り、千葉の高倍率校は他県と違って2倍以上になることはありません。
トップでも1.77倍と決して低くはないですが、公立高校の倍率としてはありえなくもない常識的な範囲に収まっています。
5位で倍率は1.60倍となっています。
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