埼玉県公立高校確定志願者数 ~2倍超はいずれも理数科~

高校入試
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まさお
まさお

こんにちは。まさおです。
ここ数日首都圏公立高校の倍率速報を続けていますが、今回は埼玉の最終倍率です。
埼玉県教育委員会は2月19日で県公立高校の志願先変更を締め切り、最終応募倍率を公表しました。
今回は「埼玉県公立高校の最終志願倍率」を取り上げます。

埼玉県公立高校最終志願倍率

◆全日制普通科の平均倍率は1.14倍
⇒普通科の志願者は全体で147名減少
⇒普通科の倍率トップ校は市立浦和の1.90倍
◆全日制理数科の平均倍率は1.86倍
⇒普通科へのスライドもあり人気が高い
⇒トップは大宮と市立大宮北の2.35倍

全体の数値状況は以下のリンク先のPDFにてご確認ください。

https://www.pref.saitama.lg.jp/f2208/documents/r3sigangakuteisya.pdf

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志願者の減少が多い学校

埼玉県公立高校の入試は2月26日に行われます。東京と異なり、都内私立高校の発表が終わってから公立入試まで2週間近く空いているため、私立高校に進学する多くの生徒は当日欠席ではなく事前に志願を取り下げます

取り下げの多かった学校トップ5は以下の通りです。

順位学校名入学許可
予定者数
志願
確定者数
2月16日
志願者数
減少数志願倍率
1川越南358599632-331.67
2浦和358480512-321.34
3豊岡318362390-281.14
4浦和第一女子358495521-261.38
4坂戸西318360386-261.13
6草加東318358381-231.13
6川口市立280484507-231.73

減少数が最も大きかったのは川越南高校の33名減でした。浦和や浦和第一女子も32、26名と出願者を減らして1.3倍台に落ち着いています

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倍率の高い学校トップ10

志願先変更後の高倍率校は以下の学校となりました。

順位学校名学科入学許可
予定者数
志願
確定者数
志願倍率昨年同期
倍率
1市立大宮北理数科40942.352.08
1大宮理数科40942.351.98
3川口市立理数科40832.081.45
4市立浦和普通科2404571.901.58
5松山理数科40701.751.73
5越谷北理数科40701.751.3
7所沢北理数科40691.731.55
7川口市立普通科2804841.731.21
9川越南普通科3585991.671.3
10市立川越普通科1402291.641.2

高倍率上位10校に理数科が6校入っています。
理数科は同校の普通科との併願が可能なため出願しやすいという特徴がありますが、どの学校も前年よりも倍率を上げていることがわかります。
普通科の学校も前年に比して倍率が上がっており、どの学校の大変厳しい競争入試であるといえます。

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主要学科類型別の出願状況

最後に学科類型別の状況を補足しておきます。
普通科と英語科は全体平均倍率で前年よりも割り込んでいる状況ですが、理数科については0.26ポイント上昇という結果です。
以前も指摘しましたが、コロナ禍など社会情勢が不安になると理数系の人気が上がる傾向があります。

区分募集定員応募者数応募倍率前年同期
倍率
普通科26,47930,0251.131.15
外国語科3594331.211.27
理数科2805211.861.60
まさお
まさお

今年の理数科の倍率はちょっと高すぎるように思います。入試本番までに自分の実力をきちんと把握して対策を十分とって望むようにしてください。
スライド先に普通科のレベルもきちんと確認して、普通科では合格できるように調整しておくという視点も大事です。

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