【トップは市立浦和2.85倍】埼玉県の中3生進路希望状況調査

埼玉県の中3生進路希望状況調査 高校入試
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まさお
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「2023年度埼玉県公立高校の倍率はどうなる?」

1/12、埼玉県教育委員会は、令和5年3月中学校等卒業予定者の進路希望状況調査の結果を公表しました。全日制普通科の全体倍率は1.20倍で前年とほぼ横ばいの状況です。
今回のテーマは「2022年度埼玉県中3生進路希望状況調査の結果」です。

埼玉県中3生の進路希望状況調査結果

◆全日制普通科の全体倍率は1.20倍
⇒前年同時期も1.19倍でやや上昇
普通科の倍率トップは市立浦和の2.85倍
◆全日制理数科の平均倍率は1.65倍
前年同時期の理数科全体倍率は1.54倍で0.11ポイント上昇
⇒トップは川口市立の理数科で2.10倍。前年トップの大宮理数科2.28倍よりは下降。
コロナ禍で理数科人気は継続中と考えるべき

全体倍率等の詳細資料は以下のページから確認が可能です。

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倍率の高い学校上位10校

目標校

埼玉県の進路希望状況調査は毎年12月15日に行われ、1月中旬に発表されます。

公立高校の志願先をどこに出すかを考える際の指針となるデータで、これを見て2月の出願をどこにするかを決める受験生も一定数います。

まずは今回の進路希望状況調査で希望者の多かったトップ10校を確認してみましょう。

順位学校名学科募集人員男子
希望者
女子
希望者
合計倍率前年
同期
1さいたま市立浦和普通2402674186852.852.80
2川口市立普通2803484047522.692.53
3川口市立理数406024842.101.75
4大宮光陵美術40675812.031.15
5川越市立川越普通140722092812.012.50
6大宮理数404930791.982.28
7越谷南普通3183082715791.821.79
8新座総合技術デザイン401061711.781.23
9上尾普通2382331834161.751.36
9越ケ谷普通3183142435571.751.36
倍率2倍超は赤字にしています。正式な数値は埼玉県発表のものをご参照ください。

2倍を超えた学校は5校です。公立高校の入試で2倍を超えるとかなり合格しづらいという印象になります。チャレンジ受検層はほぼ合格は不可能なので、同レベルで倍率1.5倍程度の学校に変更する方が安全です。

東京都で女子が男子よりも合格しづらいと話題になっている男女別の比率ですが、さいたま市立浦和や川口市立(普通)などは女子の比率がとても高くなっています。
市立川越はもともとが商業高校だった経緯もあり、例年女子比率が高いです。

今年の特徴は、トップテンに理数科以外の専門学科の学校が2校入っていることです。
大宮光陵の美術科新座総合技術のデザイン科です。いずれも募集定員が40名と少ないので、受検生が一気に集まると倍率が跳ね上がります。

まさお
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位から3位までがいずれも市立高校となっています。市立高校は埼玉の倍率上位の常連で、今年もその人気は健在です。
また、上位10校に理数科が2校入っています。昨年は3校ですので専門学科の人気は健在と考えてよいでしょう。
それにしても、市立浦和と川口市立の倍率は全国でも珍しい高倍率だと思います。
受験する生徒は併願する私立高校に満足できる学校を用意しておくことが必須だと思います。

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前年から倍率が上がった上位10校

前年度の進路希望状況調査と比較して、希望者が増え倍率が上がった学校を見てみましょう。
上位10校の顔ぶれは以下の通りです。

順位学校名学校名募集人員男子
希望者
女子
希望者
合計倍率前年
同期
差異
1大宮光陵美術40675812.031.150.88
2鴻巣女子保育4043431.080.480.60
3新座総合技術デザイン401061711.781.230.55
4岩槻普通2781911763671.320.780.54
5岩槻国際文化401034441.100.630.47
6大宮光陵音楽40733401.000.530.47
7いずみ環境系11996691651.390.920.47
8久喜工業情報技術40556611.531.080.45
8さいたま市立大宮北理数405115661.651.200.45
10越谷南外国語401128390.980.550.43
倍率2倍超は赤字にしています。

今年倍率を上げた学校を並べてみて気づくのは、普通科がほとんどないことです。
10校中普通科は岩月の1校のみで、美術・保育・デザイン・国際文化・音楽など多様な専門学科が並んでいることが特長です。

10位の越谷南外国語科以外はいずれも倍率は1倍を超えています。前年の倍率が低かった学校に受験生が集まって、高倍率化しているとも見えますが、コロナ禍の中で中学校3年間を過ごした中学生の進路希望が多様化しているとみることもできますね。

まさお
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この後、受検生は公表された倍率を見てそのままチャレンジするか他の学校に変更するかといった選択を迫られます。一般的にこのタイミングで高倍率になった学校は本番まで一定数受検生が他校に変更していきますが、それでもかなりハイレベルな競争入試になるはずです。内申点と5教科の合計得点をミスなくきっちり作っていけるかがポイントとなります。

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前年から倍率が下がった10校

ちなみに倍率の下がった学校は以下の通りです。

順位学校名学科募集人員男子
希望者
女子
希望者
合計倍率前年
同期
差異
1川越市立川越国際経済701934530.761.46-0.70
2和光国際外国語792966951.201.76-0.56
3狭山経済流通経済792514390.491.00-0.51
4川越市立川越普通140722092812.012.50-0.49
5深谷商業会計40516210.531.00-0.47
5川越市立川越情報処理703534690.991.46-0.47
7三郷工業技術情報電子402310330.831.28-0.45
8児玉電子機械40161170.430.88-0.45
9児玉機械4018180.450.88-0.43
10大宮武蔵野普通238531502030.851.25-0.40
10越生美術40619250.631.03-0.40
倍率2倍超は赤字にしています。

市立川越は前年の高倍率から少し緩和していますが、依然2倍を超える高水準となっています。
また、国際経済や外国語などが大きく倍率を落としているのも特徴です。

これをみてやはりチャレンジする価値ありと思い流入してくる受検生もいるでしょうから、最終倍率は少し上がることになると思います。

まさお
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合格のしやすさだけ考えれば、倍率の低い学校の方が当然有利です。自分の行きたい学校の魅力と倍率による難易度を考慮し、どの学校に出願するのが適切か冷静に考えるようにしましょう。

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