こんにちは。まさおです。
5月中旬になり、今秋から中間テストという学校も多いことと思います。
特に中1・高1生は新しい学校での初の定期テストとなります。個々の得点は3年間を占う大変重要なテストです。
今回のテーマは「中1生・高1生の最初の定期テストが3年間を決める!」です。
最初のテストが自分のポジションを決める
何でもそうですが、最初に出た成績というのは自分の位置を決める基準になります。
たとえば、コンクールのような採点競技では、最初の出場者が高得点を取りづらいということがよくあります。それは、最初に高得点を出してしまうと、それ以降にもっとすごい出場者が出てきたときに上げる点がなくなってしまうからです。
学校成績においては、入学後最初の定期テストが重要です。
ここでとった成績が、以後の自分の得点の基準となるからです。
自分はかつて教え子たちに、「高校に入ったら最初の定期テストで上位10%以内を目指しなさい」と言っていました。
高校入学後の最初のテストで上位10%以内に入るにはどの程度勉強すれば良いか分からないものではありますが、先取り学習などで基礎事項を徹底的に鍛えて自信をもって高校に入学できるように指導したものです。
中1・高1の最初のテストは得点が取りやすい
ところで、中学または高校3年間で最も点が取りやすい定期テストはいつでしょうか?
そうです。1学期の中間テスト、つまり最初の定期テストです。
得点が取りやすい理由は以下の通りです。
1.教科書の内容がいちばんやさしい
2.入学直後のオリエンテーション等のために試験範囲が狭い
3.受験直後の高1生は勉強事態にエンジンがかからない
4.中1は定期テストの勉強法を知らない生徒も多い
きちんと勉強する状況さえ作っておければ、かなり有利に進めることが可能です。
では、どのように学習をすればよいのでしょうか?
ポイントを2つだけ挙げておきます。
試験範囲を正しくもれなく理解しておく
最初にやらなければならないのは、試験範囲の正確な把握です。
定期テストに慣れていない生徒は、試験範囲表をなくしてしまったり、どこにしまったか分からないといったことが往々にして起こります。
試験範囲が正しく把握できなければ試験準備をきちんと行うことは不可能です。手もとに試験範囲表をきちんと置いておくようにしましょう。
※最近はスマホで写真を撮って保存できるので、スマホの活用も重要です。
試験範囲の問題を解いて正解が出るまで続ける
次に大事なことは、試験版にの問題集を徹底的に説き続けることです。
どの程度やればよいかというと、「何も見ずに正解が出せるまで」です。
定期テストで大事なことは、「覚えたつもり」をなくして、どこから何を聞かれてもすべて解答が出せるというレベルに仕上げることです。
そのために大事なことは「教科書を読むこと」ではなく「問題を解くこと」です。
問題を解いてみて初めて、その問題の解法が身についているのかうろ覚えで一部頭に入っていないのかがわかります。
覚えていない問題は、解答解説を見て再度チャレンジします。
その繰り返しで試験範囲の問題が全て解けるようになれば、間違いなく高得点が取れます。
まずは目の前のテストに試験に向き合ってみましょう。
最初のテストでどの位置になったかで、その後の自分の得点や高ナイン順位への意識が変わってきます。
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