こんにちは。まさおです。
6/24、東京都教育委員会は令和4年度都立高校入試における新型コロナウイルス等感染症への対応を発表しています。
今回のテーマは「令和4年度都立高校入試のコロナ対応」です。
東京都教育委員会の発表内容
6/24、東京都教育委員会は令和4年度の都立高校入試における新型コロナウイルス等感染症への対応を発表しました。
以下のページにて詳細が確認可能です。
主要項目について、以下にまとめておきます。
(1)出願
原則郵送で行うが、一部の学校はWeb出願を試行する
(2)検査日時
原則として1日で行う。学力検査間の休憩時間は30分とする
(3)合格者の発表
校内掲示とWebでの発表を行う
(4)インフルエンザ等学校感染症罹患者等に対する追検査
インフルエンザの感染や新型コロナウイルス感染症への感染もしくは感染が疑われるものへは追検査を実施する。追検査の応募資格を有する者がインフルエンザ等で追検査を受検できなかった場合は追々検査を実施する
1年前の対応をベースにした内容となっています。大きく異なるのは、休校がなかったために試験範囲の縮小がないことです。
令和4年2月にコロナはどうなっているか
2021年6月末段階で、新型コロナウイルスのワクチン接種は2500万人程度となっています。
いまだ、副反応等の知見が少ないために学校での接種は推奨しないというのが文科省の立場ですが、10月くらいには、もう少し知見もたまってきているのではないかと思います。
現時点で教育委員会が発表している内容は、そのまま来年2月の入試で実施されると思いますが、実際のところ2月段階ではワクチン接種が進んで世の中的には今よりは規制が緩んでいる可能性もあります。
一方で、中学生へのワクチン接種はまだ慎重論がある可能性もありますし、何らかの理由でワクチン接種ができない受験生もいるでしょうから、過度の期待もできないと思います。
インフルエンザのために受験できないケースもありますから、追検査も含めた一連の対応については正しく理解しておくようにしましょう。
一方で、副反応への知見や副反応時の対応がある程度確立して、中学校での集団接種が一定数進んでいる可能性もあります。そこまでくれば、コロナ対応もある程度緩んできていもよいのかもしれません。
治療薬の問題がまだ残っているとはいえ、コロナ問題も出口が早く見えてくるとよいと思います。
大切なことは、体調を万全にして試験当日にきちんと実力を発揮できるようにすることです。
出願を郵送にするといった対応は、健康管理上のリスク低減措置にすぎませんので、過度に反応する必要もないと思います。
落ち着いて目の前の受験に集中して準備をするようにしましょう。
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