【倍率トップは大宮理数科】2023埼玉県公立高校受検状況

まさお

こんにちは。まさおです。
2023/2/22、埼玉県公立高校の一般入試が行われました。全日制普通科の平均倍率は1.15倍で、前年より0.02ポイント上昇しています。
今回は「埼玉県公立高校受験状況」です。

埼玉県公立高校受験状況

◆全日制普通科の倍率は1.15倍で前年より0.02ポイント上昇
⇒合格予定者数26,562名に対し、受験者30,644名で1.15倍
⇒最終志願者30,879名のうち、事前取消と欠席で235名が受験を辞退
◆倍率上位校は理数科に多い
⇒１位は大宮高校理数科で2.20倍
⇒２位は市立浦和高校で2.19倍
⇒３位は川口市立高校理数科で1.98倍
2倍を超える倍率の学校は2校のみ

埼玉県公立高校受験状況
高倍率校はどこ？
前年より倍率上昇が著しい10校

埼玉県公立高校受験状況

2/22、埼玉県公立高校の入学者選抜が行われました。

詳細資料は以下のリンクから確認できます。

令和4年度埼玉県公立高校入学者選抜学力検査実施状況

全日制普通科の平均倍率は1.15倍で、決して低い倍率ではありません。
それでも全日制普通科で1倍を切る学校が23校あります。前年32校に対して9校減っていますが、2次募集も実施される予定ということになります。

まさお

公立高校は倍率低下のトレンドです。多くは通信制高校などに流れていて、公立高校の全日制に通う生徒が年々減ってきています。今年は生徒数そのものが増えていることなどから定員拡大もありましたが、受検日程が早まっていることなどもあり受検者が多かったようです。

高倍率校はどこ？

埼玉県公立高校で受検倍率の高かった学校は以下の通りです。

順位	学校名	コース名	入学許可候補者数	志願者数	受検者数	志願倍率	前年同期
1	大宮	理数科	40	106	88	2.20	2.23
2	市立浦和	普通科	240	528	525	2.19	2.11
3	川口市立	理数科	40	82	79	1.98	1.83
4	越ケ谷北	理数科	40	79	78	1.95	1.60
5	川口市立	普通科	280	542	541	1.93	1.82
6	市立大宮北	理数科	40	72	69	1.73	1.53
7	松山	理数科	40	62	60	1.73	1.53
8	所沢北	理数科	40	62	59	1.48	2.43
9	浦和	普通科	358	555	524	1.46	1.27
10	浦和西	普通科	358	520	513	1.43	1.27
10	越谷南	普通科	318	460	456	1.43	1.39
10	和光国際	普通科	238	342	341	1.43	1.42
10	市立浦和南	普通科	320	466	459	1.43	1.46

埼玉県のトップ校はほとんどが理数科です。募集定員が少ないことと、不合格時に普通科のスライドがあるため、受験生が集まりやすいのが特徴です。

普通科は市立高校が上位に入る傾向が続いています。市立浦和は何十年もずっとトップレベルの倍率を保っていますが、川口市立は学校再編で人気に火がつき、ここ数年トップレベルを維持しています。

また、倍率が2倍を超えた学校は3校のみでした。

まさお

和光国際の外国語科は前年倍率が1.04倍でした。コロナ禍で受検生が一時離れていたのが戻ってきたような状況です。
松山と大宮北以外はいわゆる県南部の人口が多い地域の学校で、埼玉県の人口分布と倍率は当然連動しています。

前年より倍率上昇が著しい10校

前年より受検倍率が上昇している学校の上位10校は以下の通りです。

順位	学校名	コース名	入学許可候補者数	志願者数	受検者数	志願倍率	前年同期	倍率差
1	松伏	情報ビジネス	40	44	44	1.10	0.60	0.50
2	越谷南	外国語科	40	46	46	1.15	0.70	0.45
3	大宮光陵	外国語コース	40	43	43	1.08	0.68	0.40
4	越谷北	理数科	40	79	78	1.95	1.60	0.35
5	浦和北	普通科	318	448	444	1.40	1.10	0.30
6	鴻巣女子	普通科	79	75	75	0.95	0.67	0.28
7	岩槻	普通科	278	337	336	1.21	0.95	0.26
8	草加南	外国語科	40	44	43	1.08	0.85	0.23
9	庄和	普通科	159	178	177	1.11	0.89	0.22
10	大宮東	普通科	238	257	257	1.08	0.87	0.21