こんにちは。まさおです。
東京都内の6月の新規感染者は20代~30代が全体の過半数となっていることが、都の講評した資料で分かりました。40代までで全体の約8割を占める状況です。
今回のテーマは「コロナの新規感染者は若年層にシフト」です。
20代や10代のワクチン接種に向けた準備を加速させる必要がありそうです。
東京都とイングランドの新規感染状況
6/26付の産経新聞の記事で都内感染と英国イングランドの感染状況を比較した記事が出ていました。
上記グラフを見ると、2月・3月に多かった60代以上は6月に入って半分以下まで減少し、20代を中心に10代~30代が増加していることがわかります。
緊急事態宣言で高齢者の外出が減り、若年層の外出が感染につながっていることを示唆しています。
比較対象として出ているイングランドは、若年層への感染シフトがより顕著です。
今年1月段階では30代までの感染は50%だったものが、6月には77.5%まで拡大をしています。
60代以上は1月の4分の位1以下まで減少しています。
これからオリンピックを控え、東京ではより若年層への感染拡大が懸念されます。ワクチンの集団接種で若者を優先する自治体が出てくるなど、若年層への感染防止策の強化が必要な状況です。
ワクチンを接種したくない若年層も多い
一方で、新型コロナワクチンはまだ副反応への知見が少ないこともあって、一斉に接種を強制するような対応は望ましくないという段階だと思います。
特に若年層においては副反応への懸念から接種を敬遠する人も一定数いるようです。
今回の副反応と感染によるデメリットをわかりやすく説明することで理解を促すことが重要です。
ワクチンの副反応によるデメリットと接種によるメリットの比較表を多くの人に見てもらって、メリットの方が大きいことを理解してもらえれば若年層への接種も進むと思います。
また、学校での集団接種の推進についても、メリットとデメリットの比較、副反応が懸念される人がどいう言う人なのかという知見が溜まってくれば一気に進められると思います。
逆に若年層への接種が進まないと、若年層の感染者が高齢者に感染させてしまう事例が一定割合発生することになり、全国の感染者数がなかなか減少に転じないという問題が続くと思います。
その意味でも、早く若年層への接種が加速する体制を作り上げることが重要です。
今年度中には新規感染の波を抑えて、コロナ前の水準に生活を戻せるようにしたいですね。
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