第5位~第1位
次に、第5位~第1位を発表します!
第5位:東大合格発表。女子の合格者が2割なのはなぜ?
3月11日の記事。第6位の男女別定員の問題と絡みますが、東大は応募者も合格者も女子は全体の2割で安定しています。特に理科Ⅰ類の女子の応募者は10%を切っており、女子の東大敬遠と理系敬遠傾向が出ています。ハーバードなど海外のトップ大学は1:1のところも多い現状です。
背景は、伝統的な「日本の女子は男子の後ろに控えているべき」という思想が根付いているところにあると思いますが、能力的には女子の東大合格者はもっと増えてしかるべきだと思います。
第4位:群馬県公立入試が24年度から前後期一本化へ
6月9日の記事。群馬県は2024年度入試からこれまでの前後期制を廃止し、一般入試を一本化することを発表しました。
第8位での千葉の前後期一本化が関連していましたが、今後入試の回数を減らす方向に全体的に動いていくのではないかと思います。
第3位:先生が変わると通知表も変わる!
5月23日の記事。中学校は新指導要領が導入され、通知表の観点なども変更が入っています。
一方で指導要領変更に関係なく、通知表は担当教員の主観によりかなり差が出ていて、一方的に評価をされる側の生徒は、評価がそうなっている理由がよくわからないという問題があります。
入試本番の得点は公平性を問題視するのに、通知表や内申点の公平性はあまり取り上げられません。この問題も、今後大きな話題になっていく可能性があると思います。
第2位:オンライン授業で学生はカメラをオンにすべきか
5月22日の記事。学校でオンライン授業が進んでいく中、生徒はカメラをオンにすべきかという議論が話題になっていました。
一斉授業の在り方ともかかわってくる根本問題ですが、カメラをオンにしてほしいというのは教師側の要望で、授業を受ける側は監視されるような授業は望んでいません。
オンライン授業のあるべき姿をきちんと追究していく必要があると思います。
第1位:「論理国語」と「文学国語」の差異とは?
なんとアクセス数第1位は、「論理国語」と「文学国語」の差異でした。
8月28日の記事です。新指導要領の国語化の最大の問題は、論理国語と文学国語が選択制になっていて、論理国語しか学ばない生徒が増える可能性が高いということです。
第9位の記事でも話題になっていましたが、論理国語の教科書には小説などの文学的文章は載っていません。
これで本当に日本人の読解力は正しく身につくのか、個人的には大変危機感を感じています。
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