【宣言解除から2週間】10代の感染者動向は変化した?

宣言解除から2週間後の感染動向 その他
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まさお
まさお

こんにちは。まさおです。
9/30に緊急事態宣言・まん延防止等重点措置が全国で一斉に解除されました。それから2週間が経過し、夜間の人出などは実感地としても実数値としてもまちがいなく増加しています。
ところで、デルタ株以降話題になっている10代の感染状況はどうなっているのでしょうか?

今回のテーマは「宣言解除から2週間。10代の感染の状況は?」です。

宣言解除後の10代の感染動向

◆10代の感染割合はほぼ横ばい
⇒9/15週から比較しても10代感染者数の占有率は下がっていない
高齢者の感染が再度増えており、それがなければ微増の状況
◆主要な繁華街の人出は解除後当然増加
⇒今後感染者が増加に転じるか要注目
学校を中心に感染対策の継続は必須

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年代別感染状況

新型コロナの新規感染者が連日減っている報道で、多少の安心感が出てきていますが、まだまだ問題が終息したわけではないので注意が必要だと思います。

厚生労働省は以下のページで新型コロナの感染状況を公開しています。このデータをもとに、9月中旬からの年代別の感染者の変化を調べてみました。

データからわかる-新型コロナウイルス感染症情報-

年代別感染者数推移

9/15から1週間単位での感染者数の推移を表にしてみました。

年代9/15週
感染者
9/15週
占有率
9/22週
感染者
9/22週
占有率
9/29週
感染者
9/29週
占有率
10/6週
感染者
10/6週
占有率
10歳未満2,84310.8%1,69910.5%92611.0%54310.5%
10代3,33512.7%1,94812.0%98611.7%61811.9%
20代5,74321.9%3,53821.9%1,88622.4%1,04620.1%
30代4,46117.0%2,73916.9%1,34716.0%84716.3%
40代4,13815.8%2,50615.5%1,22414.5%75014.4%
50代2,75510.5%1,67810.4%87010.3%53610.3%
60代1,2534.8%8635.3%4555.4%2865.5%
70代8753.3%6103.8%3694.4%2695.2%
80代6102.3%4542.8%2573.1%2144.1%
90代以上2000.8%1480.9%961.1%861.7%
合計26,213100.0%16,183100.0%8,416100.0%5,195100.0%

上記の通り、感染者数は9/15週の26,000人から、10/6週で5,000人と5分の1まで減少しています。

一方で、感染者に占める10歳未満と10代の発生割合は、10歳未満が10.8%⇒10.5%、10代が12.7%⇒11.9%とほぼ横ばいの状態です。

60代以上の感染者は年代が上がるほど増加傾向で、高齢者への感染拡大が懸念されます。

まさお
まさお

ここからわかることは、感染者の全体数が増えれば10代の感染者もまた増えるということです。全国の総感染者数の動向を見つつ、子どもたちの感染状況も見ていく必要があります。
また、学校の感染対策は手を緩めることができないということも示しています。

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宣言解除による人出の増加状況

宣言やまん延防止等重点措置が解除されれば、人出は増えます。

昼間と夜間の都内主要駅付近の人出は以下のような状況です。

東京都政策企画局HPより
東京都政策企画局HPより

品川や東京の昼間の人出は20~30%程度増えているようです。当然この影響が来週以降の数字に現れてくると思われます。

ワクチン接種が進んだことで感染予防効果がどの程度出ているのか、今回の感染者の減少も想定以上の減り方だという見方もありますので、中止が必要だと思います。

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入試に向けて感染者は増える可能性が高い

これから入試が着々と近づいてきますが、上記動向からわかることは、入試が近づくにつれて感染者が増えていくだろうということです。

全体の感染者以外の動向は何も変わっていないように見えるので、これまでの何度かの感染者増のピークが入試の時期に重ならないことを祈るばかりです。

子どもを指導する周りの大人は手を抜かず、感染対策の徹底をお願いしたいと思います。

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