4月に入っても多くの学校が休校延長を決定し、なかなか学習体制は正常化しない状況になってきました。
新学年がスタートしているにもかかわらず、学習をこれ以上止めたままでは、学校再開後に影響が出るのは間違いありません。
今回は「在宅学習支援サイト」を取り上げます。
新型コロナウイルスに対応した学習支援サイト
長引く休校期間によって、小中高生の皆さんは学校にも通えず、授業も受けられず、独自の学習を続けるだけという厳しい状況が続いています。
1日1日の姿勢の差は、休校解除後に大きな差になって現れてくるはずです。
どんな自宅にルだけで差がついてしまう状況に対して、世の中の多くの団体や企業が自分たちのサービスを無償提供して支援をしてくれています。
それを上手に活用して、学習の幅を広げるチャンスにしていきましょう。
以下の「民間支援情報ナビ」では、各団体の支援情報を提供してくれるサイトです。
「個人」にチェックを入れ、「教育、学習支援」を選ぶと個人向けの学習支援サイトがたくさん出てきますよ。
ここからいくつかのサイトをご紹介したいと思います。
「民間支援情報ナビ」おススメサービス5選
キーボード検定サイト「キーボー島アドベンチャー」
休校中に「ブライドタッチ」を身につけてしまおう!
これからはキーボードをどれくらいの速さで打てるかは重要なスキルとなります。
大学入試も今回のコロナ騒ぎで、一気に会場に集めるテストからオンラインテストに変更していく流れが加速するはずです。
キーボードに正確に早く文字が打てるという能力はそれだけでかなり有利になるはずです。
休校期間中にブラインドタッチをマスターしておけば自信もつきますし、パソコンにより親しみが持てることでしょう。
時間があればぜひ取り組んでみるとよいと思います。
Qubena(キュビナ)
アダプティブラーニングで苦手克服を果たそう!
Qubena(キュビナ)は学校や塾に導入が始まっている、AI教材。
自覚で個人学習をする場合は「 Qubena Wiz Lite (キュビナ ウィズ ライト)」が無償で使用可能です。
数学はかなり速いペースで学習ができるので、苦手克服をしたい人も、得意をさらに伸ばして次の学年の内容を学びたい人にも価値のあるサービスだと思います。
4月10日までに利用開始をしないといけないので、残り期間が迫っていますから急いでください。
利用開始から40日間学習が可能です。
ICT教材「eboard(イーボード)」
動画とドリルで基礎固めをしよう!
2,500本の映像授業と7,000問のドリルを搭載したICT教材。パソコンやスマホからアクセスして学習が可能です。
ホームページが少しわかりづらいですが、教材サンプルを使うだけでも学習ができる部分もありそうです。
サイエンス動画教材「MIT+K12ビデオ」
マサチューセッツ工科大学とのコラボ学習教材で学ぼう!
マサチューセッツ工科大学(MIT)が提供する学習動画を無料で視聴できるサイトです。
ちなみに「K12」というのは幼稚園(Kindergarten)のKにアメリカの義務教育に当たる小中高の12学年を指します。
扱っている分野は物理、化学、生物、電気などのほか、デザイン、ニュークリアサイエンス、先進科学詰め合わせといった幅広い項目です。
英語の動画に日本語と英語の字幕がついてますので、高校生くらいであれば英語の学習教材としても役立つと思います。
「プログラミングクエスト」
休校中にプログラミングを始めてみよう!
「小学生から始める」とある通りで、少し対象学年が低いけれども、内容は十分楽しめそう。
Scratchがベースになっているので、本格的なプログラミングに入る前の、入門編という位置づけ。これからプログラミングをやってみたいという人が入り口として触ってみるのは面白いと思ういます。
他にもいろいろなサイトがあるので、皆さん自身もいろいろ探してみましょう。時間があるからこそ、じっくり取り組めるものも多いです。
後から振り返ったときに、あの休校期間が転機になったと言えるような経験をできるとよいですよね。
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