こんにちは。まさおです。
皆さんは、模試結果が想像以上に悪くて落ち込んだことがありますか?
落ち込んだことはないという人の方が少ないと思います。では、そんなときどうやってその気持ちを立て直しますか?
今回は「模試の結果が悪くて落ち込んだ時の考え方」について取り上げます。気持ちの持ち方次第で世界の見え方は大きく変わってきます。
模試の結果が悪くてもポジティブに捉えることが大事
模試の結果が悪くて、入試本番で合格できる自信が持てない受験生というのは毎年多数います。というか、ほとんど全受験生がそういう状態です。全国1位とか志望者内で1位などをとれば多少は元気が出るかもしれませんが、実際は多くの受験生はC判定~E判定をとっています。
問題はその結果を見て、立ち直れないほど落ち込むか、残り時間で何をやればよいか課題が明確になったと前向きにとらえるかの違いだと思います。
模試の結果が全て安全圏などという受験生はほんの一握り。多くの受験生が不安を抱えて本番に臨むわけですから、模試の結果を見て落ち込むよりも本番までの残り時間で何をやるべきかを真剣に考えた方が良いと思います。
悪い模試結果が返ってきたときに考えてほしいこと
では、実際に悪い模試結果が返ってきてしまった場合にそれをどう捉えればよいでしょうか?
私は過去に多くの受験生に模試結果を返却してきました。そこでわかったことは、結局、模試結果に冷静に向き合えているかどうかがそのまま合否に直結するなところがあると思いました。
具体的に見てみましょう。
模試段階での失敗は、本番に向けて立て直すチャンス
本番の入試での失敗はそのまま不合格につながりますが、模試の失敗は本番までにここを改善すれば合格の可能性が残るという、合格への道筋を示してくれているものととらえましょう。
合格点までの残り点数をどの教科でどの程度の点数をアップさせることで挽回するのか、それが見えれば合格の可能性がどんどん現実味を帯びてきますので、着実に合格に近づくステップを踏んでいると考えるべきでしょう。
終わったテストの結果を嘆いても点数は上がらない
終わったテストの結果はすでに確定しているものですので、どんなに嘆いたところで変わりません。変えられるのは未来のテスト結果のみです。終わったテスト結果から未来をどう変えるかだけを考えればよく、過去のテスト結果をずっと悔やむことはあまり得策とは言えません。
嘆いている時間があれば、1問でも多く問題を解いて、次の模試、本番の入試に備えましょう。
一人で悩まずに塾の先生などにきちんと相談する
模試結果が思い通りに出せずに落ち込んだときに、その気持ちを一緒に共有してくれる人がいるだけで救われたような気持になるものです。塾の先生や友達など、自分の真情を言える人を持つことが大事です。落ち込んだ気持ちを共有して、次に向かって何をやるべきかを一緒に考えられれば勇気が湧いてくるはずです。
受験は自分を成長させるための通過点に過ぎないと心得る
目の前の入試で結果を出すことがとても重要ですが、仮に入試の倍率が3倍だとすると3分の2の受験生は志望校に合格できずにその後の人生を歩んでいきます。志望校に合格した人が全て幸せな人生で、不合格の人が不幸な人生かというとそんなことはありません。入試結果から学んだことを糧にその後の人生を前向きに捉えれば、より大きな成功がその先に待っている可能性は高いのです。
今は目の前の合格に向けて全力を尽くすべきですが、全力を尽くして力及ばずということがあれば、その全力を尽くしたという経験を糧に飛躍が可能です。
これまで多くの受験生に言ってきたことは、「今からの努力で未来は変えられる」ということだけです。反省すべきところは反省し、次に向かって努力を続けていけば、必ず報われるということです。
「不安」に打ち勝つのは「自信」だけ。自分なりの努力で「自信」を持てるようにしましょう。それで結果が悪ければ、模試側が悪いくらいの気持ちが大事です。
まとめ
模試結果はどんなに悪くても、そこに飛躍のきっかけがあります。それをきちんとつかんで前向きに取り組むようにしましょう。
・過去の結果を悔やんでも未来は変わらない。
・模試の結果が悪くても本番が悪いよりはまし。本番に向けてよくなる余地があるはず。
・一人で悩むとドツボにはまるので、周囲の人に悩みを打ち明けることが大事。
・入試は人生の節目ではあるがゴールではない。その先に見える世界の方が大事。
以上のような心持ちで模試結果を受け止めましょう。
受験生の皆さん、頑張ってください!!
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