こんにちは。まさおです。
12/18、文部科学省と厚生労働省が連名で「受験生のみなさんへ」というお知らせを発信しました。
受験の時期に感染リスクを減らすための行動指針となっています。
今回は「コロナ禍における受験生の留意点」というテーマを取り上げます。
本格的な受験シーズンを前に文科省・厚労省が情報発信
文部科学省と厚生労働省が12/18に「受験生のみなさんへ」という文書を発信しました。
現物は以下から確認が可能です。
https://www.mext.go.jp/content/20201218-mext_daigakuc02-000005144_1.pdf
上記の通り、受験の時期にコロナの感染リスクを最小化するために心がけてほしいことというのが記載されています。
自分の健康状態の把握と維持が第1歩
受験生がよりよい状況で入試本番を迎えるためには、自分の健康状態を正しく把握することが第1歩です。
・日々の検温による体調把握
・身体を冷やさないように注意
といったあたりをまずは徹底することが大事です。
最近は学校への体温の報告なども緩くなっているので、ともすると体温を測ることをやめてしまっているかもしれません。
日々体温を測ることは、自分の体調変化に気づく第1歩でもありますし、平熱であればその日1日安心して過ごすこともできますので、意識して続ける必要があるでしょう。
この時期はコロナ以外の要因で熱が出ることもあります。一番多いのは風邪だと思います。手洗いの励行で風邪をひいている生徒の数は減っているようですが、まずは体を冷やさないことを意識するとよいでしょう。体が冷えると免疫力も下がりますし、体調悪化の要因となり得ます。コロナ以外でも熱が出るといろいろ心配しないといけないご時世なので、不用意に風邪をひいて体温が上がることを避けることが大事です。
不要不急の外出を避ける
外出は外からウイルスをもらう可能性を高めるだけでなく、万が一自分が無症状のコロナ感染者だった場合に誰かに感染させてしまう可能性もあります。
受験生にとっては言うまでもないことではありますが、不要不急の外出はこの時期には避けた方がよいでしょう。
・体調が悪いと感じたら外出をしない、人と会わない
・外出をする場合はマスクを常時着用する
・食事をとるときは人と向かい合わず、会話も最低限にする
・こまめな手指消毒
入試会場もそれなりに感染リスクのある場所となりますし、試験場に行くのだって感染リスクがあります。そのような中をかいくぐって試験を受けてくるわけなので、必要最低限の感染リスクになるように外出回数や外出時の防御態勢を強化するといった対応が必要です。
家族からの感染にも気を付ける
受験生を抱える家族も配慮が必要です。
現在出ている多くの感染者は家族内感染が多い状況です。家族が会社関係の会食の場などで感染してしまい、家族全員に映してしまうという事例もあるようです。
・家族も日々の検温で体調把握を行う
・家族も会食などの感染リスクのある場面を極力減らす
・家族の食事も可能な限り距離をとる
・家庭内の換気をこまめに行う
上記のような家族間感染を防ぐような対応も受験生を抱える家庭では行っておく必要があるでしょう。
入試は他のイベントと異なり、やり直しができない一発勝負という特徴があります。一発勝負を最高のコンディションで迎えるためにも日々の健康管理と家族の協力体制が重要だと思います。
今度の入試は、文科省もすぐに中止とはしないと思います。丁寧に準備をして入試を乗り越えていくように頑張りましょう。
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