こんにちは。まさおです。
1月10日は埼玉県の私立中学入試のスタート日です。例年であれば、校門付近に塾の先生が激励に来るのでしょうが、今年は多くの塾が激励を取りやめています。学校も激励に来ないように要請していることがほとんどのようです。
今回は「1月10日埼玉の私立中入試と感染対策」を取り上げます。
栄東中は6000名の受験者が集まる大規模入試
1月10日から埼玉の私立中学校の入試がスタートしますが、例年菜打規模の受検者を集めるのは栄東中です。
今年も第1回入試だけで6000名規模というちょっと他では考えられないスケールの入試を行います。
緊急事態宣言下においては、学校側もクラスター発生を回避するため、異例の対応を行っています。主な対応は以下の通りです。
試験日程と試験開始時間(集合時間)を分散
例年1月10日のみで行っている第1回入試を1月10日と1月12日の選択制にしています。
また、各日程の集合時間も9時集合と10時集合に分けています。
出願時の選択制で、定員を超えない限りは希望通りに受験ができます。試験場への密集もそうですが、試験場へ向かう電車が特定の時間帯に集中しないようにという配慮もあるようです。
試験会場を分散
栄東中の姉妹校も活用し、6000名の受験生の分散させています。
第1会場…栄東中学校・高等学校(最寄り駅:JR宇都宮線・東大宮)
第2会場…栄北高等学校(最寄り駅:埼玉新都市交通・丸山)
第3会場…埼玉栄中学校・高等学校(最寄り駅:JR川越線・西大宮)
路線と最寄り駅がばらばらになっていることで、受験生の分散に効果がありそうです。
駐車場利用を出願時に申し込める
第1会場と第2会場は駐車場の利用が可能になっています。
いずれも出願時に利用希望を受け付け、先着順で利用可能とする方式をとっています。
電車の本数が都心に比べて少ないため、マイカーで試験場に行くのも感染回避に有効な手段だと思います。
学校側も密の回避に向けて様々な施策をとっています。実際どの程度の実効性があるのかは現場を見てみないと何とも言えませんが、一定レベルの配慮をした受験体制であると思います。
受験生側は検温・マスク・手洗い・移動手段に配慮をすべき
学校側は上記のような対応を薦めますが、受験生側はどうすれば良いでしょうか?
最初にやるべきは検温です。
これは入試当日に限らず、日々行っていると思いますが、健康観察をきちんと行っておくことが全ての基本です。
次にやるべきはマスクの着用徹底です。
試験中にもマスクはずっとつけることになりますから、長時間つけても耳が痛くならない使い慣れたマスクを利用することをお薦めします。
さらに手洗いを励行しましょう。
外出からの帰宅時はもちろんのこと、不特定多数の人がいる場所に滞在した後も早めに手洗いをする習慣をつけることが大事です。特に手すりやドアノブなど不特定の人が触るものにはしばらく敏感になっておくことが大事です。
試験会場への移動手段も冷静に考えましょう。
例年ですと、渋滞等で遅刻リスクが増大するマイカーの利用はお勧めしないのですが、今年は感染回避のためにマイカーでの来場も有効だと思います。
その場合は、不測の事態(渋滞や思わぬ事故)への対応シミュレーションを十分に行って試験場に行くようにしましょう。
試験がスタート素rまでに疲れてしまうような配慮事項ばかりですが、これに慣れた状態で入試ができるのがベストです。1月10日の入試を前哨戦として、第1志望の入試に向けて、感染回避と本番での実力発揮の両立を目指して頑張ってください。
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