【意味ある?】旧AO入試は2週遅れで実施との報道

教育に関する政策
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まさお
まさお

文部科学省が9月から出願予定の総合型選抜を2週間程度遅らせることで大学側と調整がついたとの報道がありました(5/29朝日新聞)。

今回はこの報道をもとに大学入試日程の今後の展開を考えてみます。
昨日に続いての話題ですが、しばらくこれがホットな内容になると思います。

旧AO入試2週間遅れとその後の展開

旧AO入試の日程の後ろ倒し効果は限定的
⇒もともと入試日程で準備内容が大きく変わる性質の入試ではない
今回未発表の学校推薦型選抜以降の入試日程の方が重要
高等学校長会にアンケート実施中とのこと。
⇒アンケート次第だが後ろ倒しはあり得るも、大きく後ろにはずらせないのでは?

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最初に文科省の検討状況を確認

最初に今回の報道の内容について確認をしてみましょう。記事にリンクを張っておきます。

旧AO入試、出願遅らせる方針 9月入学議論で調整遅れ:朝日新聞デジタル
 新型コロナウイルスによる学校の休校長期化を受け、文部科学省が大学の総合型選抜(旧AO入試)の出願開始を、9月1日から少なくとも2週間後ろ倒しする方針を固めたことが28日、わかった。入試全体の日程は例…

要点は以下の通りです。

1.総合型選抜(旧AO入試)の出願開始を例年の9月1日より、少なくとも2週間遅らせて実施することで大学側と調整がついた
2.11月以降に出願開始予定の学校推薦型選抜(旧推薦入試)や来年1月の大学入学共通テスト、その後の各大学の個別試験についても日程の後ろ倒しを検討している
3.例年6月初旬に発表している大学入試全体の日程も発表が遅れる見込み

先に総合型選抜の日程後ろ倒しの方針を固めて、その他の入試については現在検討中というスタンスです。
5/29の萩生田文部科学大臣の記者会見でもこの件に言及がありました。

文科省から、高等学校長協会にアンケート調査を実施中でこれにより、各大学入試日程の後ろ倒しについてどの程度の効果が期待できるかを判断するということのようです。
参考までにYouTubeの動画も張っておきます。

まさお
まさお

アンケート調査などでいろいろ配慮はしているようですが、現状の流れを見ると、後ろ倒しは限定的だと思われます。2週間程度後ろにずれればよい方で、2週間程度ならあまり効果がないので、結局例年のままという結論も十分あり得ます

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大学側も入試日程を決められず苦しんでいる

上記の朝日新聞の記事にもありましたが、文部科学省が大学入試の具体的な日程を発表しない状態のまま、各大学が募集要項を発表するのは難しい状況です。

各大学が独自に入試日程を決めた後に文部科学省からそれとは相容れない募集要項が出てしまったら、大学側は日程の組み直しを余儀なくされます。そのために費やしてきた時間や労力が無駄になるので、検討はしつつも決定はしないというスタンスの大学が多いと思われます。

そんな中でも、千葉商科大学は9月出願開始の総合型選抜を1カ月弱、11月出願開始の学校推薦型選抜を1週間後ろ倒しにする発表をしました。
総合型選抜・学校推薦型選抜で入学者の過半数を占めるため、早めに入試日程の後ろ倒しを発表し、受験生の不安を解消して離反を避けたいという狙いがあるようです。

他の大学も追随したいところもあると思いますが、文科省の日程と会わなかったときのことを考えるとなかなか発表に踏み切れる大学は少ないのかもしれません。

まさお
まさお

文部科学省は日程の決定と公表を1日も早く行うべきです。大学側との調整も重要ですし、外せないのですが、それも込みで最速のスケジュールを組んでほしいところです。
分かっているとは思うのですが…。

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受験生はどんな準備をしておくべきか

上記のようなわかったようなわからないようなあいまいな状態で受験生はどンな準備をすればよいのでしょうか?

現時点では、「受験生は例年のスケジュールですべてが進む前提で準備を進めておくべき」としか言えません。

上記の文部科学省の議論の結果、入試日程が2週間程度後ろ倒しになったとしても、それが受験生に与える影響は極めて小さく、はっきり言えば何のメリットもないと思われます。文部科学省としては検討できるぎりぎりの範囲でこの決定を出したというアリバイ作りには利用できますが、受験生側から見れば2週間でできることは本当に限られていて、何も変わっていないに等しいと思われます。

したがって、入試日程の後ろ倒しを当てにして何かを考えるよりも、例年の日程でやる前提ですべての準備を終わらせなければならないと開き直ってしまった方が、結果的に入試結果もよいものになるだろうと思います。

まさお
まさお

今後少しずつ大学入試の全容が明らかになっていくと思いますが、過度の期待をするのではなく、最悪を想定して準備をしておく方が、結果的にプラスになるということです。

準備は悲観的に。実行は楽観的に。」が入試の極意です。

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