こんにちは。まさおです。
4月から中3生になる人達は、2022年度の入試に向けた準備をそろそろスタートさせる時期だと思います。入試は起動が早い方が絶対に有利です。
今回のテーマは「新中3生の志望校の決め方」というテーマです。
受験準備のスタートは目標設定から
4月から中3生になる人たちは、まだ受験生という意識が弱いかもしれません。コロナ禍になる前は、中2の3学期から受験生としての準備をスタートさせ、早い時期に目標を決めることが重要だといってきました。
コロナ禍になり、受験生側の対応に少し時間がかかるようになったこともあり、新中3生向けの情報発信が世の中的にも少し少ないように感じています。
しかし、受験はスタートラインが全員一緒ではないので、早くスタートを切った方が絶対に有利です。
新中3生の皆さんは現段階で受験生としてのスタートを切るようにしましょう!
具体的には目標校を決めることが最初にやるべきことです。
コロナ禍で目標設定が難しくなった
目標校決定は受験生のスタートラインとして非常に重要なのですが、多くの新中3生は自分の通える範囲にどんな学校があるかをあまり知らないと思います。
自宅近くに有名校や人気校があれば自然とそこが目標になり得るのですが、そういう学校がない場合はなんとなく名前を聞いた学校を目標に設定してしまいがちです。
なんとなく決めた学校は愛着が薄いので、受験直前の踏ん張りがきかないなど目標設定の甘さがラストスパート時に影響を与えることもあります。
目標校は可能な限り丁寧に決めることが大事です。具体的な手順を確認しましょう。
目標となり得る学校のリストアップ
自宅から通える範囲にある学校をホームページや書店にある学校案内等を入手して調べてみるようにしましょう。公立高校3~5校、私立高校で2~3校程度見つかればよいと思います。
地域によっては私立高校の数が少ないところもあると思いますが、その場合は1校意識できればよいでしょう。
リストアップした学校のホームページをチェック
リストアップした学校の中に何が何でも行きたい学校があれば、その学校を「目標校(仮)」として設定してしまいましょう。「(仮)」とつけるのは他の学校もきちんと調べてそれでも揺るがない学校かを確認するためです。他の学校も一通り見てやはり「何が何でも」行きたければ「(仮)」を取りましょう。
リストアップした学校のホームページを見て、現在どのような情報が発信されているかを確認します。
現時点では新年度の受験情報を出している学校な少ないと思いますが、一方ですでに3月中から学校見学を始めている学校も存在しています。
入試関連のスケジュールは前倒しした方が有利ですから、早くに動けるものは動いておくようにしましょう。
説明会や見学会があればWeb予約を入れる
コロナ禍の特徴は学校説明会や見学会が、⓵Web上に公開されたビデオ、②実際に学校に足を瘢痕で見学の組み合わせて構成されているケースが多いということです。
①を見学会の際に上映してくれる学校も多いでしょう。
一方で去年との大きな違いは、昨年はコロナで多く学校が見学会そのものを中止してしまったのに対して、本年は感染防止策を取ったうえで人数を減らして開催している学校が多いということです。
昨年度の入試対応等でコロナへの対応策がノウハウ化されてきた学校も多く、ソーシャルディスタンスを確保しつつの見学会を実施してくれる学校が多くなっています。
その点今年は昨年よりも対応がしやすいので比較的恵まれているのですが、多くが事前予約制であることに気を付けなければなりません。
事前に情報を入手して、予約を入れておけば問題なく見学ができますが、定員制となると直前の申し込みや飛び込みの参加は難しいと思います。
せっかくの機会を逃さないためにも、志望校のホームページの定期的なチェックを意識しておくようにしましょう。
首都圏私立高校の説明会などは以下のサイトである程度拾うことができそうです。
目標は高めに設定する方がよい
ちなみに目標設定ですが、あまり自分の学力とかけ離れた学校は恥ずかしいと考える受験生が多いようです。この考え方は今の時期はあまり知ないようがよいと思います。
入試までほぼ1年ある現在は、むしろ目標を高めに設定して、そこに届くように一生懸命努力する方が重要です。
毎年受験生を見てきましたが、本気で勉強を始めた生徒は1年で偏差値10~15くらいは伸びます。大半の目標校は手が届く範囲に入ってきます。
重要なことは本気でその学校に行きたいのか、そのためには勉強をしようと思えるのかということです。
本当に勉強しようと思うなら、その学校が目標として最適だと思います。
早めの情報収集、早めの目標設定が高校受験をかなり有利にします。目標設定に躊躇している受験生は、今すぐ目標設定に取り掛かるようにしましょう。
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