こんにちは。まさおです。
大阪市の松井市長は、緊急事態宣言が出れば大阪市の約420の小中学校を原則オンライン授業にするとは告げしています。昨日のこのブログでもご消化した通りです。これに対して、文科省や大阪の小中学校の反応のニュースが出てきています。
今回は「大阪市のオンライン授業は現実的に可能か!?」というテーマです。
萩生田文部科学大臣の記者会見
大阪市の松井市長が緊急事態宣言下において大阪市の小中学校を原則オンライン授業にするという話は昨日のこのブログでも紹介しました。
4/20、萩生田文部科学大臣が定例の記者会見で、大阪のオンライン授業の動きについて記者団の質問に答えています。
・学校現場は生徒の心身の健康や学びの保障の観点から極力対面であることが望ましい
・大阪市の動きは調査中だが、学校を空けて一部の児童生徒は学校で預かると理解している
というような内容で、大きく否定をするようなものではないという見解でした。
大阪の小学校の反応
大阪市の小中学校は突然の話に戸惑いを隠せないといった反応です。
これは小中学校の教員数に余裕がないため、急にオンラインと言われても体制が組めないということに起因していると思われます。
1学年に2~3クラス展開されているなら、オンラインのクラスと学校に来ざるを得ない児童生徒集めたクラスを1つずつ編成して、オンラインと学校での対面授業を同時に行えるように体制を組むことが重要だと思います。
学校の先生はとかくどちらかに決めたがる傾向がありますが、今の状況はオンラインに参加できる人はオンライン、どうしても学校に来ざるを得ない人は学校で預かるといった柔軟な対応が求められていると思います。
いかに少ない人数でオンライン授業をやるかがポイント
最終的には、オンライン授業に参加する生徒と学校に来て対面で授業に参加する生徒に2分されるだろうと思っています。
その際に重要なことはオンライン授業に必要以上に人手を割かないことだと思います。
授業をする先生が1人、機材を扱う助詞の先生が1人の合計2名体制でオンライン授業ができればよいと思います。
助手となる2人目の先生は1人で複数学年の授業の世話をするイメージでもよいと思います。
また、児童生徒の中には自宅にインターネットがないので、GIGAスクールのパソコンを持ち帰ってもWi-Fiにつなげないというケースもあると思います。
この場合も無理して自宅にインターネットを引いたり、ポケットWi-Fiを貸し出したりといった対応をせず、そういう生徒は学校で学習させるといった柔軟さが必要だと思います。
学校の先生はとかく、どちらかに寄せたがりますが、どっちも選べるという状態を作り上げられれば大変素晴らしい学習環境になり得ると思います。
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