こんにちは。まさおです。
早いものでもう6月に入りました。あと6週間で夏休みが始まります。
受験生にとっては夏休みを経て成績を劇的に上げたいところだと思います。成績アップのカギは日々の授業です。
今回のテーマは「成績向上のカギは日常の授業の受け方にある!」です。
テスト前に集中して頑張るやり方は効率的ではない
成績を上げるための学習方法はいろいろありますが、試験直前期の短期集中型の学習は目の前の試験の得点を瞬間的に上げるには役立ちますが、入試のような広い試験範囲のものにはなかなか通用しません。
本当に成績を上げたいと思うなら、短期集中型に頼らない学習方法を身につける必要があります。
日本の教育はテスト1週間前に部活動を中止にするなど、直前期に集中して勉強するように仕向けてきた歴史があり、多くの生徒も直前期の学習がテスト勉強のすべてのように考えている傾向があります。
そのやり方で進めてきた生徒は、入試対策の段階になってどのように実力を上げていくべきか、試験範囲の広さの前に路頭に迷うケースも間々あります。
その意味でも直前期の集中学習に頼る学習に意義がないとは言いませんが、それだけでは困るということを知っておいた方がよいでしょう。
短期集中型で瞬発力を発揮して成績を上げる方法も全く意味がないわけではありません。日々の学習で培った基礎学力の上に、最後にトッピングとして載せるのであれば大変意味があります。
ポイントは元となっている基礎学寮の層の厚さです。
当たり前だが日々の授業が一番大事
学力の基礎を作るのは日々の学習です。
特に毎日受けている授業をいかに大事にするかが学力のベースを作ります。
少なくとも毎日受けている授業にきちんと向き合い、その授業の中で極力新しい内容を吸収しきるようにする姿勢が重要です。
人間はとかく分からないことを先送りにしたがりますが、わからないことをその授業の中でできるだけ位解決しようとする姿勢が何年も積み重なって大きな学力差になります。
わからない内容にはその場でマーカーを引いたり、付箋を立てたりして、授業終了後にすぐに先生の所に聞きに行くという姿勢がとても重要です。これをきちんとやっているだけで相当な差がつきます。
かつて教えていた生徒の中には、授業中とその後の休み時間で完璧に理解することを心がけていた生徒が何人もいました。女子に多いのですが。
その子たちは例外なく定期テストの成績は良かったです。テスト前の学習が分かったことを前提に進むので、時間の使い方がものすごく効率的でした。
授業担当の先生の質が重要
その意味では、日々の授業を担当してくれている先生がどんな先生かということも非常に重要です。
はっきり言って、学校の先生には当たりはずれがあります(塾の先生にも同じことは言えますが…)。授業がとても面白い先生に当たればその教科が好きになり成績も上がりますし、破壊的に授業が詰まらない先生に当たってしまえば、その教科は壊滅的な打撃を受けます。
学校の授業担当の先生は生徒側で選べませんから、冷静に今教わっている先生の授業が単純に面白いかどうかをきちんと見極めるようにしましょう。
ポイントは、「次の授業が楽しみか」でよいと思います。
その先生の授業が楽しみであれば、授業を真剣に聞いて、わからないところにチェックを入れて授業後に質問をする流れを毎日愚直に繰り返すことで学力の底上げが果たされるはずです。
一方で、この先生の授業は本当につまらないと心の底から思ってしまう場合は、塾など別の学習環境を用意して早期に学校の授業のフォロー対策を取った方がよいでしょう。
塾の先生も集団指導の場合は選べないことが多いですが、個別指導の場合は先生を変えてもらうことが比較的容易です。重要なことはこの先生に習いたいと思える先生に当たるまで先生を変えるということです。
日々の学習は毎日コツコツと継続することで大きな差を生みます。その意味でも先生選びも重要なファクターであることを意識しましょう。
コメント