【回答例付き】高校入試の面接対策のポイント

高校受験の面接対策高校入試
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まさお
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こんにちは。まさおです。
入試が近づくと気になり始めるのが面接試験の対策です。面接も試験の一環ですから過去問対策が有効です。どのように対応をすればよいかポイントを押さえておきましょう。
今回のテーマは「高校入試の面接対策のポイント」です。

面接対策のポイント

◆最初に面接試験を行う背景を理解すること
入学予定者がどのような人物かを知っておきたいので実施する
⇒推薦では面接は高配点。一般では問題のある人を不合格にするために実施
◆面接対策は形式と内容の2本立てで進める
⇒形式面では基本動作が常識的であることが重要
⇒内容面では自分のこれまでの行動実績とその裏にある考え方をアピール
基本的な回答を用意し、あとは数回の練習で十分行ける!!

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学校面接試験をやる理由

ここ数年で面接試験をやる学校は激減しました。コロナ禍で実施を見送ったところもありますが、それ以前も多くの学校が面接試験廃止を発表しています。

それでも残っている面接試験は、ある意味どうしても続けたい理由があってやっていると考えるべきで、学校側もこだわりを持って続けていると捉えるべきでしょう。

面接を実施する学校の主な目的
  1. 受験生の人物確認
    集団面接に多く、どのような人物かを見て問題がある子を把握しておきたいという趣旨。
    ほとんど合格になる。
  2. 学校の方針について来られるかの確認
    私立で特徴的な行事などをやっている場合、それについて来られるかを確認するケースが多い。
  3. 学力以外の強みを把握し合否に使いたい
    私立の推薦入試などに多い、部活や課外活動など勉強以外の取り組みを評価するという趣旨。一つのテーマを深掘りされることもあるので、丁寧な準備が必要
まさお
まさお

受験生がどのような人物かを見ておきたいというのが共通点です。
一般入試では面接が原因で不合格になるケースはよほどの悪目立ちしたケースのみと考えてよいでしょう。
推薦入試など面接重視の試験では、過去の質問例や面接対策本を入手して準備をしてから望むことが重要です。

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具体的な対策例

面接試験の対策はどうすれば良いのでしょうか?
形式面(動作)と内容面(回答)に分けてご紹介します。

形式面(基本動作)の確認

日本の面接は形式も少なからず重視されています。一般入試の面接はどの受験生もに多様課内等が多いので、お辞儀や目線、声の大きさなども見られていることが多いのです。

ポイントにも書きましたが、悪目立ちしなければ問題ありませんので、以下のポイントだけ押さえておきましょう。

動作(歩き方やお辞儀など)

動作については、「あいまいにしない」ということを意識しましょう。
歩くときは「堂々と歩く」、ノックをするときは「中の人に聞こえるように大きな音でノックをする」、お辞儀をするときは「相手に誠意が伝わるようにきちんと頭を下げる」という考え方で臨みます。

お辞儀などで「角度は何度にする」といった指導の仕方もありますが、そういう考え方ですと角度を覚えようとしたりする生徒が出てきてあまり本質的ではありません。
面接の基本は人物の確認ですから、角度が正確というよりも、相手に誠意が伝わるようにすることが大事です。

言葉遣い(最低限の敬語は使えるように)

言葉遣いは最低限の基本ができていれば大丈夫です。相手は目上の方ですから、最低限の尊敬語・謙譲語・丁寧語は使えるようにしておきましょう。

部活の先輩と会話しているような「~っス」のような言い方は当然警護とは言えないので、不安な人は学校の先生にお願いをして面接練習をしてもらうようにしましょう。

声の大きさ(部屋に広さと面接官との距離を考える)

声の大きさに自信のなさが現れます。全体的に声が小さい人が多いのですが、おなかに力を入れて相手に自分の声がきちんと届くはっきりした声を意識しましょう。

基本は、面接官の後ろに人が立っていると想定して、その人に向かって直接声をかけるくらいの感覚が近いと思います。
あまり声が大きすぎるのも考え物ではありますが、小さすぎるのよりは全然マシです。
また、部屋の大きさに合わせて声の大きさは調整しましょう。大きな部屋であれば、多少大声をはっても評価が上がることこそあれ、下がることはないでしょう。

内容面(回答例つき)

内容面は、受験する学校の面接の重要度に応じて準備を変えていきます。面接一発勝負の推薦入試などでは、過去の質問例などを参考に丁寧に準備をしておくことが必要です。

ここでは定番の「志望理由」「中学校で力を入れてきたこと」を取り上げます。

志望理由の答え方

志望理由は面接を実施する学校の多くが聞いてくる質問です。
本音では「家から近くてレベル的にもちょうどよかった」ということになる人も多いと思いますが、それでは他の学校でもよいことになってしまいます。受験校の個性を調べてそこにどこに自分が興味を持ったかを絡めることで志望理由をまとめていく形がよいでしょう。

たとえば、

学校見学に伺った際に、在校生の皆さんが伸び伸びと笑顔で過ごしている姿が印象的でした。 自分の将来を決める3年間を自分らしさを見つけられる環境で過ごしたいたいと思いました。

中学時代、真面目に勉強したかったけれど、友だちに合わせるとあまり勉強の話ばかりはしづらい状況でした。
この学校ではみんなが伸び伸びと自分のやりたいことに打ち込み、それをお互いに尊重しているように感じました。この学校で、もっと勉強したいのです。

のような内容は比較的評判がよい回答です。

中学校で力を入れてきたこと

この質問は、学校側が受験生の「行動実績」を確認したいという目的で聞きます。面接の受け答えは言葉のやり取りのみですから、その生徒が壮大なウソをついているかもしれません。過去にどのようなことをやってきたかを聞けばその生徒の性格や考え方などがおおむね見えてきます
そのような目的で聞かれていることを念頭に置いて回答を準備しましょう。

たとえば、

中学時代には部活動のバスケットボールに力を入れました。私の部活は決して強い方ではなかったのですが、みんなバスケットボールが大好きでした。
試合では部活の仲間たちみんなが相互に声を掛け合って、バスケットボールを楽しむことを意識しました。1回戦で負けてしまいましたが、強いきずなで結ばれた良いチームを作れました。

中3の夏休みの自由研究に力を入れました。将来法律関係の仕事に就きたいと考えていたので、裁判の傍聴に行きました。テレビドラマではない、実際の裁判の場面を直接見るのは初めての経験なのでとても刺激的でした。特に、弁護人が犯罪を犯した被告に反省を促している場面があり、弁護しかしないと思っていた自分には意外でした。

まさお
まさお

ポイントは、自分のどんな一面を相手に伝えたいのかを整理しておくことです。これは質問されたその場で考えられるような話ではありません。自分のアピールポイントを事前に整理しておいて、その方向に持っていけるような回答を準備をしておくことが大事です。
今後面接の機会はどんどん増えます。逃げずにきちんと準備をするとよい経験となるはずです。頑張りましょう!!

オススメの面接対策本

面接対策をもう少し深掘りしたい人は対策本を手に入れるとよいでしょう。
以下の本が定番の対策本となります。

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