【誰が作っている?】琉球大学医学部後期日程のミスの質が低い

琉球大学医学部後期日程のミスの質が低い大学入試
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まさお
まさお

こんにちは。まさおです。
3/15、琉球大学は医学部の後期日程試験(3月12日実施)の小論文問題の注釈に誤字があったと発表しました。作成等案には影響がないため、特に採点上の配慮はしないとのことです。
今回は「琉球大学医学部の出題ミスのレベルが低い」というテーマです。

琉球大医学部後期小論文の出題ミス

◆注釈に誤字が3カ所
⇒「病棟」と書くところを「病練」と表記
⇒「出典」と書くところを「出展」と表記(2カ所)
ミスの質が低く、学力的に大丈夫か?と思わせるレベル
問題文の作成過程で誤字の発生過程の究明が必要

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琉球大学医学部後期日程の出題ミス詳細

3/15、琉球大学は3/12に実施した医学部後期日程の小論文試験において誤字があったと発表しました。
小論文の解答内容への影響はないとのことで、そのまま採点と合否判定をは行ったということです。

大学側の発表は以下から。

まさお
まさお

この後時のレベルがちょっと低くて残念です。
誤字があった場所の具体を見てみましょう。

2022年度(令和4年度)琉球大学医学部小論文の誤字
2022琉球大学医学部後期日程の誤字
まさお
まさお

中学生が漢字テストで間違えるようなレベルのミスです。
難易度が最も高い医学部において、このようなレベルのミスが出てしまうと本当にこの大学大丈夫なのかと他人事ながら心配になります。

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ミスの発生原因を考える

それにしても、このレベルのミスが出てしまうのはなぜなのでしょうか?

作問者が直接ワープロソフトなどで問題を作っているのか、手書き原稿を委託先が打ち込んでいるかにもよりますが、今の時代、手書き原稿を業者が打ち込むというような世界は考えにくいのではないかと思います。

仮に作問者がワープロソフトなどで問題を作っていたとして、どうするとこういうレベルのミスになるのかを考えてみました(余計なお世話ですが…笑)。

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「病練」の誤記は通常出てこない

一番問題は「病棟」を「病練」と誤記してしまった問題です。

現在の国語教育はワープロ文化を反映して、同音異義語の正しい使い分けを意識した指導になっています。

「病棟」は「びょうとう」と読みますので、普通に「びょうとう」を変換していれば「病棟」となり「病練」と出すことは不可能です。

今回の注釈では「病練回診,病棟の入院患者のもとを医師が巡回して~」と、病棟という表記も出て来ますから、ある程度の知識のある人が文脈を意識して打ち込んだのではないのか?とも思われます。
とても謎の多い誤記だと思います。

「出展」はコピペによる使いまわし?

「出展」は、この小論文の問題で実は2カ所に出てくる誤りです。

問題3と問題4の引用文の後につく「出典」表記が2カ所違うというのは、確信的に間違っているか、コピー&ペーストによる使いまわしのどちらかの可能性が高いでしょう。

悲しいのは確信的に2回とも「出展」と書いてしまったケースで、これは作業者のレベルが低いと言わざるを得ません。コピペの使いまわしであってほしいです。

いずれにせよ、基本的な漢字の使い方の間違いが2カ所にあることで、受験生もこの大学大丈夫か?と思ってしまうのではないと心配になります。

まさお
まさお

出題ミスは入試運営そのものの価値を下げてしまうので、発生しないように厳に留意すべきところではありますが、このレベルのような基本的なミスは大学の価値そのものにも影響を与えるので、丁寧なチェックを大学を上げて行うべきだと思います。

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