【特色・共通選抜】宮城県公立高校倍率5か年推移 ~倍率は高い~

宮城県公立高倍率推移 高校入試
スポンサーリンク
まさお
まさお

こんにちは。まさおです。
2022年度入試が終わりましたので、各都県の公立高校入試の状況を少しずつ振り返っています。
今回は東北地方で「宮城県公立高校の一般募集の5か年推移」です。
宮城県は2020年度からそれまでの前期選抜・後期選抜の日程を一本化して実施しています。

宮城県公立高校入試5か年推移

◆2020年度から入試制度を大幅変更
3月上旬に入試日程を一本化
⇒合格者の判定は共通選抜と特色選抜の2種類があるが受検生が選択する必要はない
◆2020年度からの3年間は1.15倍前後
2022年度は過去3年間で最も倍率が高く、1.15倍
2020年度以降はほぼ横ばいの状態

スポンサーリンク

1次募集の倍率5年推移(全日制)

宮城県公立高校入試は2020年度より、それまでの前期選抜・後期選抜の日程を一本化しました。

合格者の決定方法には「共通選抜」と「特色選抜」の2種類がありますが、受検生がどちらかを選ぶ必要はなく、学校側でどちらかの条件に合格水準に達していれば合格として発表されます。

共通選抜の募集定員は全定員の50~90%、特色選抜の募集定員は全定員の10~50%で各学校が定めます。

2018年度から2022年度までの最近5か年の募集人員・受検者数・合格者数・倍率は以下の通りです。
2018年度と2019年度は前期募集の数値が入っていますのでご注意ください。

区分2018年度2019年度2020年度2021年度2022年度
募集定員4,8144,77014,28014,20013,880
受検者数8,1267,88214,47013,50213,828
合格者数4,5944,46312,66812,18712,016
倍率1.771.771.141.111.15

グラフにしてみると以下のような感じです。

2018~2019年度は給制度の前期選抜の倍率なのでご注意ください。

上記の通り、前期選抜と後期選抜が分かれていた2019年度までは倍率が1.77倍でしたが、一本化されたことで、倍率は一気に低下しました。

とはいえ、2022年度でも倍率は1.15倍あり、山梨や長野に比べると合格はしづ以来入試ということができます。

自分の成績を正しく把握し、出願先の選定も慎重に行わないと不合格になってしまうので注が必要です。

まさお
まさお

2021年度入試はコロナ禍初の入試で、倍率が1.11倍まで下がりました。入試日程が遅い県公立高校を避けて私立高校に進学を決めた生徒が多かったためだと思います。
2022年度は、12月段階のコロナが落ち着いていたこともあり、県公立を最後まで受験する生徒が増えたことで倍率が上がってきたと思われます。

コメント