【2倍超は3校！】2023埼玉県公立高校確定志願者数

まさお

こんにちは。まさおです。
2023/2/17、埼玉県教育委員会は県公立高校の最終応募倍率を公表しました。
今回は「埼玉県公立高校の最終志願倍率」を取り上げます。

埼玉県公立高校最終志願倍率

◆全日制普通科の平均倍率は1.16倍
⇒普通科の志願者は全体で224名減少
⇒普通科の倍率トップ校は市立浦和の2.20倍
◆全日制理数科の平均倍率は1.83倍
⇒普通科へのスライドもあり人気が高い
⇒トップは大宮の2.65倍

全体の数値状況は以下のリンク先のPDFにてご確認ください。

令和5年度埼玉県公立高等学校入学者選抜志願確定者数

志願者の減少が多い学校
倍率の高い学校トップ10
主要学科類型別の出願状況

志願者の減少が多い学校

埼玉県公立高校の入試は2023年2月22日に行われます。一部のトップ校を除いて大半の都内私立高校の発表が2月14日までに出ますので、取り下げ者も一定数手続きを進めている状況です。

取り下げの多かった学校トップ５は以下の通りです。

順位	学校名	学科	入学許可予定者数	志願確定者数	2月13日志願者数	減少数	志願倍率
1	浦和	普通科	358	555	597	-42	1.55
2	越ケ谷	普通科	318	456	482	-26	1.43
3	市立浦和	普通科	240	528	552	-24	2.20
4	草加東	普通科	318	368	390	-22	1.16
5	越ケ谷南	普通科	358	505	525	-20	1.41
6	大宮	普通科	318	458	477	-19	1.44
6	豊岡	普通科	318	392	411	-19	1.23

減少数が最も大きかったのは県立浦和高校の42名減でした。越ケ谷南も26名減、市立浦和も24名減と出願者を減らしましたが、それでも倍率は越ケ谷南で1.43倍、市立浦和に至っては2.20倍と厳しい競争入試となる見込みです。

倍率の高い学校トップ10

志願先変更後の高倍率校は以下の学校となりました。

順位	学校名	学科・コース	入学許可予定者数	志願確定者数	志願倍率	昨年同期倍率
1	大宮	理数科	40	106	2.65	2.45
2	市立浦和	普通科	240	528	2.20	2.13
3	川口市立	理数科	40	82	2.05	1.88
4	越谷北	理数科	40	79	1.98	1.63
5	川口市立	普通科	280	542	1.94	1.83
6	市立大宮北	理数科	40	72	1.80	1.60
7	新座総合技術	デザイン科	40	63	1.58	1.38
8	浦和	普通科	358	555	1.55	1.30
8	川口市立	スポーツ科学	80	124	1.55	1.25
8	所沢北	理数科	40	62	1.55	2.43
8	松山	理数科	40	62	1.55	1.68

学科・コース欄：理数科は赤字表記。
志願倍率欄：前年同期よりも倍率が上がっているものを赤字表記。

高倍率上位10校に理数科が6校入っています。
理数科は同校の普通科との併願が可能なため出願しやすいという特徴があります。普通科スライドも視野に入れて出願者が集中していると考えるのが妥当でしょう。

普通科も含め、上位10校のうち8校までが前年よりも倍率を上げており厳しい入試になることが予想されます。

まさお

県立高校トップの浦和高校がベスト10に入っているのも今年の特徴です。ここ数年は共学人気に押されて浦和高校の倍率も落ち着いていたのですが、今年は少し厳しい入試になるかもしれません。
日程が例年より少し早いため、早慶や国立附属校志望者が取り下げに間に合っていない可能性もあります。当日欠席者数にも注目しておく必要がありそうです。