こんにちは。まさおです。
高校受験を来年に控えた中3生の皆さんはすでに志望校は決まっていますか?また志望校を決める際の決め手は何ですか?
受検生アンケートの結果をもとに考えてみたいと思います。
今回のテーマは「高校受験の志望校はいつどうやって決める?」です。
栄光ゼミナールの受験生アンケート
4/19、栄光ゼミナールは受験生アンケートの結果を公表しました。
こちらを見ると受験生がいつどのような視点で学校選びをしているかがはっきり見えて参考になります。以下のリンクからアンケート結果が確認可能です。
第一志望校決定の時期
順位 | 時期 | 割合 |
---|---|---|
1 | 中3の夏休み以降 | 58.8% |
2 | 中3の夏休み前 | 23.3% |
3 | 中2 | 10.2% |
4 | 中1 | 6.1% |
5 | 小6以前 | 1.6% |
全体の約6割が中3の夏休み以降に第一志望校を決めたと回答しています。以前に比べて決定時期が遅くなっているようにも感じますが、これもコロナの影響で学校見学がままならないことが背景かもしれません。
情報が少ないまま焦って決めても納得いく選択にならないので、きちんと情報を集めて志望校を決めることが大事だと思います。
志望校選びで学習面で重視した点
志望校を選ぶ際に、学習面で重視した点はどんなところかという質問の回答です(複数回答)。
順位 | 重視した点 | 割合 |
---|---|---|
1 | 学校の教育方針・校風 | 68.2% |
2 | 成績・学力に相応 | 53.9% |
3 | 大学への進学実績 | 43.3% |
4 | 校舎や設備が整っている | 33.5% |
5 | カリキュラムや指導内容 | 21.2% |
6 | 系列大学へ内部進学ができる | 19.2% |
7 | 授業料などの経費 | 13.1% |
8 | コロナ対応(オンライン指導等)が適切 | 0.4% |
受験生本人が重視したポイントを並べてみると、やはり校風が一番重要ということのようです。大学進学実績も3位に入っていますが、全体の半分にも達していないことを考えると、3年間毎日通い続ける学校に対しては雰囲気・校風が自分に合うかが最大のポイントと言えそうです。
志望校選びで学校の取組等で重視した点
学習面以外で重視し単店は以下の通りです(複数回答)
順位 | 重視した点 | 割合 |
---|---|---|
1 | 在校生の雰囲気 | 51.0% |
2 | 文化祭などの学校行事が盛ん | 38.4% |
3 | 通学が便利 | 35.1% |
4 | 共学校であること | 34.3% |
5 | クラブ活動が充実している | 33.1% |
6 | 制服 | 21.6% |
7 | 伝統や世間の評価 | 14.7% |
8 | いじめや非行の心配がない | 11.0% |
9 | 男子校/女子校であること | 2.9% |
学習面以外で重視した点はかなり分散しました。唯一過半数を超えているのが「在校生の雰囲気」です。雰囲気とは曖昧ですが、在校生が楽しそうかどうかという点は学校選びで重要な視点だと思います。
2位以下は個人のこだわり母音とで分散しているように見えますが、コロナ禍では「通学が便利」というのは重要な視点だと思います。
学校見学をスタートし早めに志望校決定を
上記のアンケートはそれ以外にもいろいろな質問があり、解答も興味深いです。ぜひ内容に目を通してみてください。
上記アンケートからわかることは…
- 志望校選びは早い方が有利だが現実的には早く決めきれない
- 学校見学に早めに行って在校生の様子を直接見ることが大事
- コロナ禍にあっては通学の便利さも重要な要素
上記のようなポイントがあると言えそうです。
ゴールデンウィークも終わり、受験生も本格始動の時期になります。
早めの志望校決定をすることをお薦めします。
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