【最終段階】コロナ時代の志望校の決め方・選び方

入試全般
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まさお
まさお

こんにちは。まさおです!
大学入試は総合型選抜の出願がスタートしました。間もなく大学入学共通テストの出願も始まります。2021年度入試がいよいよ始まっていきます。
今年は1学期の学校説明会等の企画がほぼすべて中止となっています。志望校を自信をもって決められていない人もいるかもしれません。
今回は「コロナ時代の志望校の決め方・選び方」というテーマを取り上げます。

コロナ時代の志望校選びのポイント

学校選びの視点はコロナがあろうがなかろうが変わらない
校風・立地・進路・独自の取り組み・学費・学力に注目すればよい
コロナにより事前の情報収集の重要性が増している
⇒学校別説明会は事前予約制がほとんど
学校見学も早めに動けば可能なケースが多い
※自分の目で見ていない学校は志望校にしてはいけない

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志望校選びの基本手順はいつでも変わらない

皆さんの志望校はすでに決まっているでしょうか? もう9月も半ばですからまだ決まっていないとすればかなり後れを取っているということになると思います。

とは言え、今年はコロナの影響で大事な5月~6月をほとんど自宅に籠らざるを得なかったという人も多いと思います。例年に比べると志望校決定が遅れてしまうのもやむを得ないかもしれません。

一方で、世の中の入試スケジュールは気づいてみればほぼ例年通りになっています。遅れた1学期分をここで挽回しなければなりません。志望校決定ももはや待ったなしの状況です。

「志望校選びの視点」はコロナがあってもなくても基本的には変わりません
どのような項目に注目すべきか確認しておきましょう。

志望校選びの視点

1.校風
⇒在校生の様子を必ず自分の目で確認する。その生徒と波長が合いそうかを見極める。
2.立地
⇒自宅からの通学時間や通学経路を確認する。コロナ感染リスクもあり長い通学は敬遠すべき。
3.進路
⇒卒業生の進学・就職等の進路を確認する。自分もその中には言って違和感がないか。
4.独自の取り組み
⇒伝統行事や個性的な特徴を確認する。好感が持てればOK。違和感があれば敬遠すべき。
5.学費
⇒初年度納付金。2年目以降の納付金を確認する。学費が高くても覚悟を決めて行くべき。
6.学力
⇒入学試験のレベルは最後に確認。明らかにかけ離れている場合は時期的には再考すべき。

上記6つの視点をいくつかの学校で調査をし、横に並べてみることが大事です。
自分の波長に合う学校があれば、そこを第1志望とするのがよいでしょう。

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コロナ下特有の留意点に注意する

上記の視点で学校情報を整理して志望校を決めて行けばよいのですが、今年は新型コロナウイルスの影響で例年と同じようには動けません。情報収集をきちんとした上で学校の情報を手に入れるようにしましょう。

書籍やインターネットからの情報収集

これは例年と大きく変わりません。書店で学校案内を買ってきて情報収集をすることも大事です。インターネット上の情報はコロナの影響で例年よりも充実しているはずです。
学校紹介ビデオなども多くの学校で公開されていますので、確認をしておきましょう。

学校説明会への参加

1学期の学校説明会は多くが中止となりましたが、2学期は事前申込制で定員を守って実施する学校がほとんどです。人気校は受付委開始直後にすぐに満席になっているようですので、早めに学校情報を集めて説明会への参加申し込みを済ませましょう。

また個別相談会をオンラインで実施する学校も多いです。これも事前申し込みが必要ですので、気になる学校は早めに申し込みをしておきましょう。

学校公開・授業公開への参加

こちらも事前申し込みで参加ができる学校が増えてきています。
学校側もこのような行事をやっている学校に受験生が流れることを危惧していますので、人気校でもきちんと対応をしているところが多いです。

まさお
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必ず、学校の先生や生徒に直接会う機会を1回以上は作るようにしてください。ネット越しの情報や書籍からの情報だけではやはり情報のリアリティが違います。学校の先生や在校生のの話し方や熱量はやはり直接会ってみて初めて伝わってくるものです。何度もやる必要はないので、1回だけは学校の関係者とリアルに触れ合う場を持つようにしてください

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集めた情報と現在の学力で志望の可否を決める

自分の目や耳で情報を集めたら、最後に現在の学力と本人の気持ちを含めてどこを第1志望に決めるか決定します。

校風や立地、説明会での感触がとてもよく、この学校なら楽しく過ごせると思ったら、多少偏差値が足りなくてもそこを志望校にするのがよいでしょう。

多少偏差値が足りなというのはどれくらいかというのが気なりますよね。
9月半ばのこの時期であれば8~10くらいなら逆転可能です。ただし、4カ月で偏差値10を逆転するというのは、よほど高いモチベーションと学習量が確保されないと難しいので、本人がこの学校に合格するためなら1日10時間くらいは勉強できると思ってくれることが条件です。

そんな、1日10時間も勉強できるわけがないと思ってしまったら、偏差値的な高望みは難しいのでやめた方がよいです。結果的に受験しても不合格となって他の学校に行く可能性が高いです。それほど志望校合格というのは「この学校に入学したい」という本人の想いが大事です。

自分の想いを確かめるために学校見学に行くといっても過言ではありません。
正しいプロセスを踏んで、生きたい学校に近づくべく学習を進めていくようにしましょう。

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