【人としての成長機会】入試終了後の振り返りポイント3選

入試終了後の振り返りポイント3選 入試全般
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まさお
まさお

こんにちは。まさおです。

3月も中旬になり、多くの都道府県で公立高校入試が終了にしてきました。
受験生の中にはすべての試験が終わって、気が抜けている人も出始めているようです。
今回は、すでに入試が終わっている人向けに「入試終了後の振り返り」について取り上げます。
人生に何度もない受検勉強です。そこから何を学ぶかがとても大事です。

入試終了後の振り返り

◆入試までの準備期間の過ごし方を振り返ろう!
準備開始の時期は適切だったか?
⇒入試までの期間で一番時間が足りないかもと焦ったのはいつ?
◆学習内容の振り返りもしておこう!
過去問演習は予定通り進んだか?
わからない問題の潰しこみはどう行ったか?
合否結果と準備状況をセットで振り返り、自分の考え方で改めるべき点を意識することが重要

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入試振り返りが自分を成長させる

学習

入試が終わった人は、入試が終わったことによる安堵感とともに、本当に自分の準備はやり切れていたのかという思いが付きまとっているのではないかと思います。

志望校に合格した人は、まだ結果がついてきているので納得感もあるのですが、ある程度の準備をきちんと行ったにもかかわらず、不合格になってしまった人は何が足りなかったのかをきちんと振り返っておくことが大事です。

ここでの振り返りは、次の目標に向かう際の貴重な学びの機会となりますので、丁寧に行っていくことが重要です。

以下に入試振り返りのポイントをまとめてみます。

1.受験勉強の事前のイメージと実際とのギャップ

最初に「受験勉強」のイメージを入試前と入試語で比較してみましょう

多くの受験生が口にするのは、「受験勉強は想像と違っていた」という感想です。

違っていた内容はいくつもあるのですが、代表的な感想として…

  • 思ったより全然時間が足りなかった。もっと早くスタートすべきだった。
  • 受験科目が多く、直前になって「終わらないのではないか」と焦った
  • 苦手だった科目を必死で勉強していたら、だんだん楽しくなった
  • 自分がこんなに現況に集中できるとは思っていなかった
  • 周りの友だちの頑張りに影響を受けて自分も頑張れた

などという感想をよく聞きます。

中には、全く勉強らしい勉強に手がつかなかったといった受験生もいるのでしょうが、塾に通っていて、塾の先生から適切な指導を受けていれば、多少の違いはあるにせよ、上記に近い感想が出てくるのではないかと思います。

まさお
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受験勉強は、スタートが早いに越したことはありません。ここ数年はコロナの影響で部活動が制限されていたこともあり、受験勉強も早期からスタートできたかもしれません。
一方で、受験勉強とはどんな勉強かイメージできず、スタートが遅れた受験生も多くいたものと思います。
重い腰を上げて、目の前の課題に時間を惜しまず集中して取り組む姿勢を早期に身につけることが、様々な物事における成功の秘訣です。

2.過去問題演習の進行は?

次に、受験勉強のキーポイントとなる「過去問題演習」の進行状況を振り返りましょう。

これは、入試本番までにやるべきことを計画的に実施できるかという観点で、大きな学びがあるところです。

  1. 過去問演習スケジュールを自分で立案しほぼその通りにできた
  2. スケジュールは立案できたがその通りには全然進まなかった
  3. スケジュールすら立てられなかった

多くの受験生は上記3パターンに分かれますが、そのほとんどが2.になることが多いです。

予定通りに進まない一番の理由は「予定自体が実現不可能なレベル」という、予定の立て方が不適切なケースが多いです。

1日に解ける過去問題の物量を適切に見積もり、入試本番から逆算してどの程度の時間をかけてどれくらいの量をやるかが適切に見積もれるようになると、その後の様々な取り組みで大きな成果を出せるようになるはずです。

まさお
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過去問演習が適切に管理できるようになれば、受験勉強を通して、「ターゲットの期日までに計画的に準備を行い、ゴールにたどり着く」基本スキルが身に着いたということになります。
この経験は受験勉強そのもの以上に重要なことです。その後の社会に出てから求められるスキルの基礎が固まったと考えてよいでしょう。
逆にうまくいかなかった人はどこに原因があるかをきちんと見極めておくことが重要です。

3.苦手から逃げないことで得たものは?

受験科目が多い公立高校入試できちんと合格を取るには、5科目バランスのとれた得点力が求められます。

多くの受験生は、全教科得意ということはなく、必ず苦手科目を1~3科目程度持っているものです。その苦手を克服せずに合格できたとすると、もう少し頑張ればさらに上位の学校に合格できたのかもしれません。

苦手科目から逃げずに向き合うことができた人は、受験勉強を通して「苦手に向き合う力」という新たな技能を身につけたと言えるでしょう。

例年、多くの受験生から以下のような声を聴きます。

  • 苦手科目を集中してやっているうちに、ある瞬間から苦手意識がなくなった
  • 苦手科目をやっていたら、最後の方は楽しくなってきた
  • 苦手科目とは自分が向き合っていない科目のことなのだと気づいた

苦手科目から逃げずに向き合っていると、それ自体の楽しさに気づくという経験を多くの受験生がしています

社会に出ると、世の中の多くのものは自分の得意分野ではないものになります。苦手なものから逃げずに何とかものにしようという姿勢があることは社会に出て大変な強みになります

その意味でも、受験期に苦手科目に向き合うことができたかというのは重要な振り返り項目だと思います。

まさお
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逆に、入試期に苦手科目に向き合えずに思い通りの入試結果が得られなかった場合は、なぜ苦手に向き合わなかったのかを考えてみましょう。
大きな成果を得るためにどうしても自分の苦手から逃れることができない局面というのがあります。そこで意を決して飛び込んでいけるかで大きな差が生まれます。
今回の振り返りから学び、次につなげるとよいでしょう。

いかがでしたか?

受験勉強という経験は、実は入試結果以上に重要な学びの機会を受検生に与えてくれます。志望校合格が一番良いのですが、仮に第1志望に合格できなかったとしても、そこから学べることをきちんと身につけ、次に向かう糧にすることが大事です。

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