【基本だけど差がつく】短期で効果の出る復習の仕方

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まさお
まさお

皆さんは日々の復習をどのようにやっていますか?
そもそも復習なんてしていないという人も意外と多いかもせれません。
定期テストや模試の成績を少ない勉強時間であげようと思ったら復習の仕方を見直しましょう!

今回は効果的な復習の仕方を取り上げます。

この記事の結論

復習は早ければ早いほど効果的
忘却曲線を常に念頭においておく
復習はつまみ食いで良い
どこをやり直すべきか分かる仕掛けを作れ

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なぜ復習が重要か

よく学習内容を定着させるためには予習と復習が大事と言われますが、なぜなのでしょう

人間の脳は良くできていて、不要な情報は忘れるようにできています。限られた頭を有効に使うためです。

予習は授業内容をインプットするときに少し予備知識があると定着がはやいからやるべきなのです。

では、復習はなぜ必要なのでしょうか。

それは、学習内容によってどうしても出てしまうムラをならすために必要な作業なのです。

まさお
まさお

上の図のように、学習ごとにできる理解のムラを復習によってならしていこうという考え方が復習の基本。
だから復習すべき学習の量は、学習内容ごとに違ってくることになるよ。

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有名な忘却曲線の話

どこかで聞いたことがある人も多いかもしれませんが、「エビングハウスの忘却曲線」というのを知っていますか?

人間がどの程度のスピードでものを忘れるかという研究結果です。

意味のない(規則性のない)子音→母音→子音からなる音節(rikなど)を覚えてもらい、どれくらいの時間記憶が残るかを調べたものです。

忘却曲線で示される忘れられる割合

20分後には42%が忘れられる
1時間後には56%が忘れられる
1日後には67%が忘れられる
6日後には75%が忘れられる

グラフにするとこんなことになります。

もっともこれは無意味な音節を使っていますから、授業内容は無意味ではないのでもう少し残っているはずですよね。

それでも、1週間後にはかなりの内容が忘れられてしまうわけです。

では、授業内容の復習はいつやるのが望ましいかわかりますね。

そうです、できるだけ早くやるのが良いのです。

理想は、授業を受けたその日の夜まで

その日の夜は忙しいということであれば、翌日中くらい

それくらいまでにやっておけば、ぬけかっ買っていた記憶を呼び戻し、定着率がどんと上がります。

また次の日には忘れちゃうんじゃないの?という声が聞こえてきそうですが、何回も繰り返していくと定着度が上がっていきます。

とにかく、当日中または翌日までに復習をする!というのが重要だということです。

まさお
まさお

忘却曲線を理解すると、楽するためには早く復習する方が良いということに気づきますよね。
時間が経てば経つほど復習しないといけないものの量が増えるのです!
思い立ったが復習!!

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何をやるかは復習を始める前に決まっている

復習をすぐにやれば良いのはわかりましたよね。

次に大事なことは復習の中身についてです。

「さあ、今から復習をやるぞ! ところで何をすればいいの?」では厳しいですよね。

復習内容が自ずと決まってくる方法を見つけておくと、後で悩まずにすみます

授業を受けているときに次のような対応を取っておきましょう。

授業中にやるべき復習の準備

① 授業中に解けなかった問題や間違ってしまった問題にマーカーで印をつけておく。
② テキストの内容でよくわからないと思ったところに印や付箋をつけておく。

授業が終わったら付箋のついているところを質問に行く。
家に帰ったらマーカーの印がついている問題だけをやる。

これだけで十分です。

授業内にあまり問題演習をしなかったという場合は、授業で習った問題の近くにある問題を解いてみましょう。

答え合わせをして、間違った問題だけ解答を見た後にもう一度だけ解いてみましょう。

これを毎授業ごとに繰り返せば良いのです。

まさお
まさお

毎回繰り返せば、半年〜1年でものすごい差がついているはずです。

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