こんにちは。まさおです。
コロナの終息はまだまだ先のようです。広島県は感染者の拡大を受け、県立高校の授業をオンラインにするようにと促しています。
今回のテーマは「広島県立高校のオンライン授業」です。
広島県湯崎知事が記者会見で感染対策を説明
5月8~11日まで4日連続で100名を超える感染者が出ている広島県では、湯崎知事が5月10日に臨時の記者会見を開き、オンライン授業への移行を促す発言をしました。
オンラインへの移行を促す背景として、
・現在の感染状況は緊急事態宣言なみであること
・学校現場でもクラスターが発生していること
を挙げました。
また、オンライン授業への移行は促すものの休校は想定していないということで、子どもたちの学びの保障を重視する姿勢を示しています。
実際の移行は中間テスト終了後
オンライン授業への移行については、現在実施中の中間テスト終了後を想定しているということで、オンライン化には少し時間がかかりそうです。
中間テストはオンラインでの実施は難しく、中間テスト終了までは学校に通ってテストを受けるということのようです。
現在の感染状況があまりに危険というレベルであれば、中間試験を延期してオンライン授業を早期化するという選択肢もあったと思います。
現実的にはオンライン授業開始には多少の準備期間が必要なため、中間テスト終了後という説明になったのかもしれません。
ちなみに、小中学校は
・端末配備が完了していない
・低学年のオンライン学習は難しい
という理由で見送りになっています。
できるところからオンラインへという発想だと思いますが、小中学生が手つかずで高校生だけがオンラインというのも少々バランスを欠いているようにも見えますね。
小中学生は分散登校にするとか、多くの人との接触を回避する方法を考えてもよかったのではないかと思います。
高校の先生はオンライン授業に移行できるのか?
一番困っているのは高校の先生だと思います。
これまでどの程度オンライン授業の知見を溜めてきたかわかりませんが、ぶっつけ本番というような先生も出てくるのではないかと思います。
一斉にすべてをオンライン授業にするのではなく、教科別にオンライン化を進めるなど、学校独自の工夫をしながらオンラインへの移行を進めるのが得策だと思います。
オンライン授業にすれば感染が抑えられる可能性も高まりますが、生徒の学習への取り組みへの影響も少なからず出るはずですので、防疫施策を取って学校に通ってもらうという方向も一定レベル考えておくことが重要だと思います。
オンライン授業実施の際は、従来の対面型授業と同じ内容を再現しようとしないことが重要です。
オンラインにはオンラインの良さがあるので、それを早く見つけて良さを前面に出す授業を組み立てるようにしましょう。
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