【倍率トップは大宮理数科】2023埼玉県公立高校受検状況

埼玉県公立高校受験状況

2/22、埼玉県公立高校の入学者選抜が行われました。

詳細資料は以下のリンクから確認できます。

令和4年度埼玉県公立高校入学者選抜学力検査実施状況

全日制普通科の平均倍率は1.15倍で、決して低い倍率ではありません。
それでも全日制普通科で1倍を切る学校が23校あります。前年32校に対して9校減っていますが、2次募集も実施される予定ということになります。

高倍率校はどこ？

埼玉県公立高校で受検倍率の高かった学校は以下の通りです。

順位	学校名	コース名	入学許可 候補者数	志願者数	受検者数	志願倍率	前年同期
1	大宮	理数科	40	106	88	2.20	2.23
2	市立浦和	普通科	240	528	525	2.19	2.11
3	川口市立	理数科	40	82	79	1.98	1.83
4	越ケ谷北	理数科	40	79	78	1.95	1.60
5	川口市立	普通科	280	542	541	1.93	1.82
6	市立大宮北	理数科	40	72	69	1.73	1.53
7	松山	理数科	40	62	60	1.73	1.53
8	所沢北	理数科	40	62	59	1.48	2.43
9	浦和	普通科	358	555	524	1.46	1.27
10	浦和西	普通科	358	520	513	1.43	1.27
10	越谷南	普通科	318	460	456	1.43	1.39
10	和光国際	普通科	238	342	341	1.43	1.42
10	市立浦和南	普通科	320	466	459	1.43	1.46

埼玉県のトップ校はほとんどが理数科です。募集定員が少ないことと、不合格時に普通科のスライドがあるため、受験生が集まりやすいのが特徴です。

普通科は市立高校が上位に入る傾向が続いています。市立浦和は何十年もずっとトップレベルの倍率を保っていますが、川口市立は学校再編で人気に火がつき、ここ数年トップレベルを維持しています。

また、倍率が2倍を超えた学校は3校のみでした。

前年より倍率上昇が著しい10校

前年より受検倍率が上昇している学校の上位10校は以下の通りです。

順位	学校名	コース名	入学許可 候補者数	志願者数	受検者数	志願倍率	前年同期	倍率差
1	松伏	情報ビジネス	40	44	44	1.10	0.60	0.50
2	越谷南	外国語科	40	46	46	1.15	0.70	0.45
3	大宮光陵	外国語コース	40	43	43	1.08	0.68	0.40
4	越谷北	理数科	40	79	78	1.95	1.60	0.35
5	浦和北	普通科	318	448	444	1.40	1.10	0.30
6	鴻巣女子	普通科	79	75	75	0.95	0.67	0.28
7	岩槻	普通科	278	337	336	1.21	0.95	0.26
8	草加南	外国語科	40	44	43	1.08	0.85	0.23
9	庄和	普通科	159	178	177	1.11	0.89	0.22
10	大宮東	普通科	238	257	257	1.08	0.87	0.21

多くのが国は前年の倍率が1倍を切っていて、ねらい目ということで受検生が集まったことによる倍率アップとなっています。

これまでコロナ禍で敬遠されていた外国語科・外国語コースに受検生が戻りつつあり、英語科・英語コースが3校トップ10に入っています。