新型コロナウィルスの感染予防の観点から、安倍首相から全国的に学校への休校要請が出ました!
全国一律に休校というのは歴史に残る大胆な判断で、賛美もあると思います。本当に学校が突然休みになるとすると、中高生の皆さんにとってはなかなか難しい時間を過ごすことになると思います。
今回は特別編として、在宅学習の仕方について取り上げます。
簡単にできない在宅学習
これまで定期試験の後に在宅学習などの日があった人もいると思いますが、それは実質お休みだったかと思います。
安倍首相の要請による今回の休校(在宅学習)は3月2日から春休みまで、3週間以上の長期の休み。春休みや夏休みが突然やってきたような状態です。
この期間は学校からは勉強しろとか言われると思いますが、実際はただの休みとして過ごすことも可能でしょうし、何らかのテーマを持って成長の機会とすることも可能です。
新型コロナウィルスへの感染リスクを考えると不用意に外に出るべきでもないので、自宅内で上手に時間を過ごすようにしたいものです。
でも、本音としては、勉強ばかりに目を向けるのは難しいと思います。
中高生にとっては、何とも言えない自由を奪われた感覚だと思います。
在宅学習自体、大人の都合以外の何物でもないですから…。
本当に3週間も家にずっといるのかといえば、きっとそうではないでしょう。そもそも3週間もずっと家にいたらそれこそ体調が悪くなってしまう…。
外出は極力控えて、感染リスクを最小にとどめる努力はすべきです。
宿題がある人は午前中にある程度やってしまう
一日の価値は起床時間でかなり差がつきます。
宿題やレポート作成など、面倒なことほど午前中にやった方がはかどります。
朝は7時くらいには起きて、できるだけ早い時間で宿題などを片付けてしまいましょう。
その後、やりたい問題集などがあれば、進めていくのも良いと思います。
集中力が続くなら5時間くらいは続けてやっても良いと思います。
午後に入ってしまうかもしれませんが、行けるところまでやってしまうと午後の使い方にかなり幅が出てきます。
やらなければならないことや冴えた頭で取り組んだ方がよいことは午前中に集中してやることで時間の使い方が大きく変わってくるということを覚えておきましょう。
午後は自分の興味関心を深める時間に使う
喫緊の学習目標がない場合は、午後を自分の将来の投資に向けると良いでしょう。
興味ある分野の本を読んだり、ネットで調べたり、YouTubeで興味のある分野の知見を深まる動画をみたりすると良いと思います。
また、学びとつながる映画を見るのも良いと思います。
例①プログラミング
ドットインストールなどのサイトで基礎知識を身につけてみましょう。
実際にプログラミングをしてみながら実践的に学習できると思います。
例②古典
映画『陰陽師』などをみて、平安時代の様子を覗いてみましょう。
平安時代の町の様子や人々の考え方に触れることができて古典への親しみが変わってくるかもしれません。
例③数学
書籍『数の悪魔』や『博士の愛した数式』などを読んでみると良いでしょう。
数字の不思議や美しさに触れることで数学へのものの見方が少し変わるかもしれません。
時間の価値を高めるのも無駄にするのも本人次第です。
ゲームをやる人は時間を決めて楽しんだ方がよい!
長い間ずっと家に居続けるのは肉体的にも精神的にもダメージが蓄積されてくることと思います。外に出る時間があまり確保できなくなると気分転換の仕方もずいぶん制限されてしまいますよね。
スマホのゲームやゲーム専用機によるゲームをやりたい人は、ぜひやった方がよいでしょう。
これはゲームに限らず、ビデオや音楽などもそうですが、気分転換には必要なコンテンツだと思います。
ただ、1日の大半がそればかりになると「ゲーム廃人」みたいになってしまうので、1日2時間以内など、時間的な目安を持って取り組むのが良いかと思います。
せっかくできた時間を無駄にしないように、時間の使い方をイメージして、有効な時間の使い方の準備をしておくと良いと思います。
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