【早ければ早いほど有利!】受験生の夏休みに向けた準備

教育に関する政策
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まさお
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みなさん、こんにちは。まさおです。
学校再開のニュースが次々に聞こえてきます。学校再開後に問題になるのが、夏休みの扱い。今年は自治体によってかなり差が出る様子。夏休みが短縮になれば、夏休みの学習計画も例年とは大きく変わるはず

今回は、「夏休みの過ごし方、夏休みを迎える準備」について取り上げます。

夏休みに向けて今から意識しておくべきこと

例年になく短く、あっという間に終わる夏休み
自分の学校の夏休みはいつからいつまでか、確認しておこう
短期集中の密度の濃さがカギ
何をいつまでにやるか、夏休みが始まる前に決めておくことが大事

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今年の夏休みは異例の短さ

皆さんは、自分の通う学校の夏休みがいつからいつまでか、すでに把握していますか?自治体単位で発表しているところもあれば、あいまいなところもあるかと思います。

多くの学校は3月からの休校分の遅れを取り戻すために、夏休みを単修くしようとしています。
例えば、以下のような状況です。

宮城県名取市:8/8(土)~8/19(水)まで(12日間)
東京都目黒区:8/1(土)~8/24(月)まで(24日間)
東京都北区 :8/1(土)~8/23(日)まで(23日間)
東京都足立区:8/8(土)~8/23(日)まで(16日間)
東京都江戸川区:8/8(土)~8/24(月)まで(17日間)
神奈川県横浜市:8/1(土)~8/16(日)まで(16日間)
埼玉県八潮市:8/8(土)~8/17(月)まで(10日間)
兵庫県小野市:8/8(土)~8/16(日)まで(9日間)
福岡県福岡市:8/7(金)~8/19(水)まで(13日間)

多くの自治体では部活動は当面中止を発表しています。

まさお
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いくつかの自治体を見ただけでも、最長24日から最短9日までと長さにして、2.5倍の差があります
夏休みが9日とは春休みよりも短い状況です。
果たして気持ちの切り替えはできるのでしょうか?

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夏休み短縮を念頭に入れた学習計画を立てる

このように夏休みが従来とは全く違ったものとなっているため、限られた夏休みの時間を何に使うかは、事前に決めておいた方がよいです。

例年ですと、夏休みは…
① 1学期にやりきれなかった課題をこなす
② 苦手科目・苦手単元を強化するため、演習量を大量に確保する
③ 理社を中心に学習時間を潤沢に確保できな教科の学習量確保を図る
④ 自分が自由に使える時間が長いので、優先順位をつけて学習を行う

というような意識で迎えていくものです。

特に、学校がないことで朝から夜までの時間を自分で何に使うか自由にデザインできることが、夏休み最大の強みでした。

ところが、1日使える時間が10~14日前後になってしまうと、例年の夏休みでできたことが十分にできなくなる可能性が高いのです。
その意味では、学校の先生も授業の遅れを取り戻そうと必死なのでしょうが、塾の先生の方が頭を悩ませている可能性が高いです。

そんな夏休みの学習計画は以下の観点でスケジュール立案をするとよいでしょう。
① 学校や塾で学習が完了している単元はどこまでかを把握する。
② 塾や予備校の夏期講習が何時から何時の何時から何時までかを把握する。
③ 食事とお風呂と睡眠時間を除いて、1日に何時間くらい自由に使えるか把握する。
④ ①~③を総合して、夏休み全体で自分が自由に使える時間が何時間あるか確認する。

カレンダー形式のスケジュール表に書き出してみると、どれくらい自分が自由に時間がを使えるかが把握できます。
夏休みはその時間をすべて学習に注ぎ込むのが重要です。
1日に塾と学校もすべて足せば12時間くらいは勉強に充てられるはずです。

それをすべて学習に充てても150~200時間くらいにしかならないと思います。
例年自分が見ていた生徒は概ね400~500時間くらい夏休みに勉強をしていましたら、そこからすると半分以下の学習量ということになります。

多くの学校は部活動を当面実施しない可能性が高いです。学校が終わった後の時間や分散登校で学校にいかない時間を夏休みの前借りとして意識することで短い夏休みを長くすることが可能です。

まさお
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学習時間だけを前年度の生徒と比べるとやや不利ですが、同学年の受験生は程度の差こそあれ、みんな似たような境遇です。その中で最良の方法を探して対応していくしかないのですから、あれこれ嘆いている時間を学習計画立案や学習そのものに向けるようにしましょう

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どの教科どの単元にウェイトを置くかを決める

時間的な送料がある程度把握出来たら、今度のその時間に自分の学習単元を割り付けていきます。

受験は何といっても数学と英語で差がつきますから、基本は数学と英語の苦手単元や苦手なテスト形式にに時間を当てることが重要です。
なんとなく数学をやるといった設定ではなく、7月中にこの単元まで終わらせる、8月に入ったらここから進めていくといった目安を決めると進めやすくなります。

その際に、「数学の〇〇という単元、というくくりで止めずに、「〇〇問題集」の基本問題⇒応用問題の順で、すべて解答を見ずに答えが出せるレベルまで仕上げる」、といった具体的な学習内容まで掘り下げておくことが重要です。

そこが見えれば、全体の教科バランスにおいて夏休みの時間の使い方が適切かを俯瞰的に見られるようになります。

この辺りは自分人出はうまく決められない人も老いかもしれません。その場合は塾の先生などに相談して一生に決めるとよいでしょう。

皿回し
まさお
まさお

入試で最後にものをいうのは教科バランスです。皿回しの感覚で受験科目の得点力をすべての教科にまんべんなく振り向けることこそ、合格への最短経路です。

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