【やっと終了】6月29日より都立校も全面再開。留意点は?

教育に関する政策
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まさお
まさお

こんにちは。まさおです。
3月2日から始まった新型コロナウイルスによる休校措置ですが、現在東京や神奈川などでは学校自体は再開したもののいまだに分散登校が続いている状態です。
6月29日から、いよいよ東京や神奈川においても、全生徒が同じ教室に集まる「全面再開」となります。

今回は「学校全面再開と留意点」について取り上げます。

学校全面再開のポイント

6月29日から1クラスに40人が集まっての全面再開がスタート
⇒時差通学は継続するため、短縮授業でのスタート
学校クラスターの発生は遅かれ早かれ起こる可能性がある
夏休みは8/8~8/23の16日間に短縮
⇒急激な生活の変化で体調不良など留意が必要

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6月29日からいよいよ都立校も「全面」再開

新型コロナウイルスによる全国一斉休校は3月2日からスタートしました。地域によってかなり差が開きましたが、最後に残った東京都の学校も6月29日から全生徒が一斉に教室に集まって授業がスタートします。

一方で、東京都の感染者は日々40~50名程度が今も出続けています。特に高校は多くの生徒が電車で通学することもあり、全面再開と言いながらも授業は1コマ40分の短縮授業となっています。1日6コマの授業があるので、1時間在校時間が短いという計算になります。

「全面」という言葉を使ってよいものか疑問がなくもないですが、1クラスの全生徒が集まるということを以て「全面」という表現になっているようです。

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防疫体制と学校クラスターの懸念

これは東京の学校に限ったことではありませんが、感染予防の対策をとったところで感染リスクがゼロになるわけではありません

以下の記事のように、感染リスクを恐れて学校を休校にすることよりも、休校に伴う問題点の方が影響が大きいということで学校は継続すべきという意見もあるようです。

小学校でのクラスター発生 それでも過剰な対策はすべきではない理由(忽那賢志) - エキスパート - Yahoo!ニュース
3月からほとんどの小学校・中学校・高校が新型コロナ対策として臨時休校となっていましたが、緊急事態宣言の解除を受け、各地域で学校再開が始まっています。そんなさなか、小学校でのクラスター発生の報道がありま

個人的には、子供の感染は自宅で大人への感染を拡大するので、特に準備なく受け容れてしまうのは危険ではないかとも思います。
上記の記事でも触れていますが、感染を拡大させているのは子供ではなく大人ですし、感染により重症化しやすいのも子供ではなく大人です。

子供は完成しても症状が出ないことが多いとの報告があることや世界的にも臨時休校が続いて、子供が感染を媒介するとどの程度の感染拡大の可能性があるのかといったデータもあまりないように思います。

そんな中で学校で集団感染がおこった場合に冷静に対応できる準備ができているのか、不安に感じます。

いずれにせよ、学校再開に伴い遅かれ早かれ学校クラスターは発生すると思います。それに敏感に気づくのも遅れてしまう可能性すらあると思います。

まさお
まさお

生徒自身が感染した場合、入院・治療は当然としてその間学校にも行けません。受験生の場合は入試への影響が必至です。
自分を守るためにも3密回避行動の徹底は意識しておくべきだと思います。

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急激な生活リズムの変化による体調不良

学校再開時に懸念されるのが体調不良です。
これまで学校にいる時間が短く、自宅に長くいた生徒が急に長い時間毎日学校にいること、学校によっては土曜日も授業が行われること、さらに夏休みが短縮されることなどから、これまでと生活リズムが多く変わることが予想されます。

一方で、発熱や風邪に似た症状などがあった場合は学校には来ずに自宅で療養するようにという指示も出ていますから、学校再開以降は自分の体調に気を配って、ゆっくりと新しい生活に体を慣らしていくことが重要だと思います。

新型コロナに伴う長い自粛生活は大人でもメンタルに不調をきたしている人が多く、「コロナうつ」などと言われている状況です。小中高校生でも自分の置かれている環境が大きく変わることで知らず知らずのうちにストレスを溜め込んでいる可能性が高いと考えておくのが自然だと思います。

まさお
まさお

無理して学校に行くよりも、不安を感じたら休むという判断が重要だと思います。

学校全面再開と留意点のまとめ

ポイントは以下の通りです。

1.学校再開によるクラスター発生の可能性を理解しておくこと
⇒手洗いやうがい、3密回避行動は意識して取っておくことが重要
⇒入試直前期に感染すると入試に大きな影響が出ることを自覚しておくべき

2.短縮授業も、夏休み短縮や土曜授業でストレスを溜めやすい状況
⇒生活リズムが崩れやすいので、自分の体調に合わせて適宜休んだ方がよい
⇒メンタル面での不調も起こりやすいと理解して少しずつペースを上げていくべき

まさお
まさお

「学校全面再開」でめでたしめでたしというわけではありません。ワクチンがない現在、これからも長く新型コロナウイルスと付き合わなければならないという前提で学校再開を迎えるようにしていきましょう。

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