こんにちは。まさおです。
新型コロナの第3波が止まりません。政府が経済優先でドラスティックな対応策を打ち出せない間にジワリと感染者は増え続け医療崩壊も始まっています。
こんな状況で年末を迎えて入試はどうなるのでしょうか?
今回は「コロナ拡大で入試はどうなる?」というテーマです。
日々の新規感染者はいまだに増え続けている
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、政府がGoToキャンペーンを見直すという方向性に転じたのは11月22日のことでした。
本ブログでも以下の記事を投稿しています。
あれから2週間余りが経過し、そろそろ自粛要請や感染抑止策の効果が出てきてい良い時期になりました。新規感染者の状況は以下の通りです。
新規感染者は2811名。いよいよ3000名の大台に近づいてきました。
グラフを見ても感染拡大の傾きが少し緩やかになったかなと思えるくらいで、ピークはもう少し先になりそうな勢いです。
ウイルスの感染拡大は完全な物理現象ですから、現認を断てば結果は必ず変わります。結局、政府が経済対策を止められないがために、ウイルスも止まらないというある意味わかりやすい状況が現在だということです。
入試は予定通り行われるのか?
このような状況下で、入試は本当に予定通り行われるのでしょうか?
萩生田文部科学大臣は過去に記者会見の中で「学校の一斉休校と入試の延期は今のところ考えていない」という趣旨の発言をしていました。
学校の一斉休校による遅れはもう取り戻せないという切迫感と、入試会場は管理され一人当たりのスペースも広いために入試会場での感染は考えにくいという背景からの発言です。
一方で入試会場は自宅の隣ではないわけですから、多くの人が入試会場に移動する現実をどう見ていくかという問題もあると思います。
共通テストの第1日程は53万人余りの出願者がいます。果たして、このまま実施して大きな問題にならないのか、難しい判断が迫られると思います。
何度も言っていますが、入試の延期は受験業界ではタブーに近いほどあってはならないことだと思います。感染リスクとのバランスで、冷静に延期も検討すべきですが、今の文科省の動きを見る限りは、多少のリスクをとったとしても強行するような動きになるのではないかと思います。
受験生の自己管理能力が問われる
普通に考えれば入試の延期は考えづらく、多少の感染増の状況でも試験会場が整然と感染リスク抑止のもと運営されていれば、試験が予定通り行われると思います。
一方で受験生の行動は、試験会場の前後に自宅と試験場を往復するため、試験場以外の感染リスクを常に持っています。そこをきちんと管理しないと、いくら試験場できちんとした感染対策を出しても、感染拡大の片棒を担ぐことになりかねません。
そうならないためにも、日ごろの行動変容を意識して、試験場やその前後で感染拡大を手助けしてしまわないように、正しい準備と行動を意識するとよいと思います。
現状は、国の感染対策がどうこうというのではなく、自分に何ができるかを考えて行動することが求められていると考えるべきでしょう。ここまで来ると自己責任論で考えないと入試を乗り切れないと思います。
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