合格に向けた神頼みは意味があるか? ~祈ることの重要性~

入試全般
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まさお
まさお

こんにちは。まさおです。
コロナ禍の入試がいよいよスタートしました。各学校の対応を見ると、中学受験は追試もなく、コロナ感染で一発アウトの学校も多いようです。紙のご加護で感染回避を祈りたいくらいです。
今回は「合格に向けた神頼みは意味があるか?」というテーマを取り上げます。オカルトではなく、祈りや年には力が宿ることがあります

合格に向けた神頼みの意味

◆真剣に行う神頼みは効果があることが多い!
祈るときだけ真剣ではなく、普段から真剣に合格を願っていることが重要
⇒合格に真剣に向き合い、やるべきことをやりつくしたときに祈りの意味が生まれる
◆日常の行為に念を込める習慣がつけることが大事
念を込めた行動はおのずと気持ちが入り、物事に真剣に向き合うことになる
小さな真剣が積み重なることが大きな結果を呼び込む

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神がいても、いなくても、真剣な神頼みには効果がある

皆さんは「困った時の神頼み」をどのように捉えていますか? 神の存在などというと宗教が買ってともするとオカルトのような話になるかもしれませんが、ここは現代社会。神への祈りだけで結果が好転すると考えるのは難しかもしれません。

しかし、私の過去の経験に照らすと、真剣に行う神頼みには因果関係があってよい結果を呼び込む効果があるように思います。

神頼みのときだけ真剣なのはNG! 日ごろから真剣であることが大事

初もうででもそれ以外の合格祈願でも、神社などでお祈りをする場面は多いと思います。何かについでに行くならともかく、合格祈願のために神社などに行くとなれば、それなりの動機があってのことだと思います。

例えば、自分自身の受験でも、自分にとってとても大事な人の受験でも、真剣にその人の合格を願う気持ちがあれば、日常の生活において合格に近づくための様々な努力をしているのではないかと思います。
風邪をひかないように体調管理に気を付けることや、食事・睡眠などの生活リズムの維持など、周囲の人ができるサポートもたくさんあります。
受験生本人も、真剣に入試当日に実力を発揮しきって合格点を取ろうと思えば、学習の進め方や過去問の潰し方など、わからないことはわかる人に聞こうと思うでしょうし、聞いた内容を参考に実際の行動に出るはずです。

その意味では、真剣に合格を願う気持ちが一日一日のちょっとした差を作り、その差の積み上げによって大きな差が生まれてくると考えるべきです。

合格祈願という行為は、自分の目標に真摯に向き合い合格に向けた行動をきちんとしている人が、最後にたどり着くゴールのようなものなのだと思います。
そういう背景をもった、念を込めた祈りはきっと合格に近づく最後の一押しをしてくれるはずです。

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合格するためにやり残したことが一つもないかが大事

これは私自身の経験ですが、塾で多くの生徒を教えていると、一人一人の志望校への合格の想いがどんどん強くなっていきます。生徒一人一人に育った家庭があり、親御さんがいらっしゃり、その親御さんの想いを受けて、入試まで努力してきた過程を見ていますから、どうしても合格させてあげたいという気持ちになります。

塾で指導する立場では、課題を与えて進み具合をチェックし、間違えた問題の解き直しや自力で解けるようになったかのチェックをし、メンタル面では受験への不安ときちんと向き合えているか、友達関係や友達の入試結果に気を取られていないか、等々、勉強以外も含めた様々な観点で一人一人の様子を見ていくことになります。

その上で、「ここまでやり切った、あとは試験に行って合格するだけ」といったタイミングで、必ず「合格祈願に行っておかねば。」という思いに駆られるのです。

これは、合格祈願をしておかないと、「万が一生徒が不合格になったときに合格祈願をしていなかったからでは?と後悔するのではないか」という心理が働くからです。

「合格に向けてやるべきことはやり切った。これで落ちたら落とした学校の方が悪い。生徒を見る目がない。」と思えるようにするために合格祈願をしているといっても過言ではありません。

まさお
まさお

日本は宗教的な背景が弱い方ですが、毎年初もうでに何十万人という人が出ていく(コロナ禍の今は別として)のは他国の人からするとすごい宗教性に移るようです。

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合格のためにできることは何でもしてやろうという思いが重要

入試においては、合格したい思いが強い順に合格していくという傾向があります。同じクラスで同じ学力レベルで同じ志望校の生徒はやはりその学校への思いが強い生徒の方が合格しやすいという傾向があります。

積み上げた努力の中身は思いの強さに比例するということです。
これから入試本番、本当に行きたい学校に合格するために、細部にまで神経を行きわたらせて納得のいく入試にしてきてください

まさお
まさお

神頼みは他者の力を借りることではなく、自分の力を増幅させることだと考えるとよいでしょう。入試本番で合格点に届く答案を書くのは受験生本人だけです。受験生本人が合格答案を書けるだけの力をどんな形で本人に与えていくかを考えていくことがとても重要です。

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