入試本番!試験時間の使い方を再度見直してみよう! 

入試全般
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まさお
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こんにちは。まさおです。
入試期間に入ると、これまで万全の準備をしてきたにもかかわらず、弱気になって自信がなくなったりするものです。そのような状態で試験を本番に臨むと思っても見なかったミスを連発するなどよくない展開になりがちです。
今回は「試験時間の使い方」について取り上げます。

入試本番の試験時間の使い方

◆入試本番の試験時間は誰にでも平等に一回だけ流れる
⇒1秒1秒が大変貴重。どう使うかは事前に計画立てておくべき。
ベースになるのは過去問演習時の経験。効果的な「解く順序」を決めておく
◆試験開始と同時に全体傾向の変化の有無を把握し時間配分を決めること
傾向に変化がなければ過去問と同様の取り組みでよい
傾向変化があった場合、全体分量の把握と得意分野からの着手が効果的

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入試本番に限って大きなミスをする

縁起でもないタイトルですが、毎年何人かの受験生が入試本番で過去問演習等では到底考えられなかった大きなミスをして帰ってきます。もちろん、不合格になるケースが多いです。

到底考えられない大きなミスとは…
①解答用紙の一部に答えを書き忘れる(裏面を白紙で出してしまう…)
②前半の難問に時間を取られ、後ろのほうにある点取り問題を落としてしまう
③マークシートの段ずれに終了直前に気づく

過去問演習時にはこんなことはありえないと思っていたことが本当に起こってしまうケースがあります。非常につらいのですが、終わった試験のリカバリーはできません。後は合否結果を祈って待つのみという状態になります。

問題は、なぜこんな基本的なところを落としてしまうのかということです。
理由は「緊張感」によることが多いです。本人は冷静になっているつもりでもやはり舞い上がってしまっているということでしょうか。

まさお
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入試本番の試験時間は1回しか流れません。第1志望に500時間費やして準備したとしてもたった50分の試験時間をどう使うかで結果が分かれてきます

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入試本番の試験時間シミュレーションをやるべき

上記のように緊張感の中で普段通りの実力を発揮するのは、意外と難しいのかもしれません。全体としては無難に対応してくるケースが多いのですが、「この子が!?」という子が意外と失敗をしてくることが多い。では、どうすれば良いか?

入試本番の試験時間の使い方について、入試直前に一度シミュレーションをすることが有効です。

過去問をやりこんでいる生徒の場合は、過去問通りの入試問題のときはそれほど大きな問題になりません。一方で、過去問と少し傾向に変化があった場合、例えば解答形式が変わったり、解答用紙の形式に変化があった場合が要注意なのです。

試験時間のシミュレーションは、過去問とほぼ同様の出題傾向だった場合もそうでなかった場合も一通りの流れを見せることで試験当日の対応に余裕を生ませる効果があります。

具体的なシミュレーション内容

試験時間の使い方について、以下の手順を説明し頭に入れておくことが重要です。

試験が始まったら最初にやること

① 試験問題が配られたら表紙に書いてある文字を丁寧に読む
② 試験開始前に受験番号と名前が書けるなら丁寧な字でゆっくりと記入をする
③ 試験開始の合図と同時に、解答用紙の分量と問題用紙のページ数をチェックする
④ 問題用紙のページを一通りめくって、分量的な違いや傾向変化がないか確認する。
⑤ 傾向変化がなければ、過去問と同じ手順で問題に着手する
⑥ 分量の大幅な変更や新形式の問題がある場合は、時間配分の試算をする

特に後半の3つは重要です。
過去問演習時に過去問に解答用紙が付いていなかった場合は、④を意識しましょう。解答用紙が両面になっているケースや、マークシート形式で問題番号とマークシートの解答番号の称号に慣れていないケースなどが要注意です。

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傾向変化などがあっても使える汎用的な解く順序

傾向変化がない場合は過去問演習時の経験に即して解答をするのが無難ですが、傾向変化があった場合はどのように解けばよいでしょうか?

入試問題を解く順序は以下のように考えるのが確実です。

解く順序を決める前提

点数の取りやすい問題から手を付ける
・公立高校なら過去問からの傾向変化が少ないので過去問で得点しやすかったものから
・私立高校の場合は、得意単元・得意分野から手を付ける方が点数を取りやすい

スポーツの試合などでも、先制点を取った方が有利という統計データがあります。
入試においても早い時間帯で得点を確保した方が、後半の精神的な余裕が違います。その意味では、お弁当のおかずのように好きなものを後回しにするのは致命的で、まずは目の前の問題で点数の取りやすいものから手を付けるという考え方を頭に入れておきましょう。

まさお
まさお

入試本番の試験時間はあっという間に終わってしまうことが多いようです。それだけ目の前のことに集中しているのですが、現場の雰囲気にのまれないようにするには事前の準備・想定が大事です。
本番で惑わされないように注意しましょう!

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