埼玉県公立高校合格発表! ~大宮理数科2.28倍~

高校入試
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まさお
まさお

こんにちは。まさおです。

3/8、埼玉県公立高校の合格発表がありました。
埼玉は首都圏の入試でも最後の公立高校の合格発表です。普通科の倍率は1.15倍という状況でした。
今回のテーマは「埼玉県公立高校の合格発表」です。

埼玉県公立高校合格者状況

◆予定以上の合格者を出す学校が増えた
予定者数以上の合格を出した学校は30校を超える
最も多いのは上尾高校普通科で、予定よりも8名合格者が多い
◆高倍率校の動向
トップは大宮理数科の2.28倍
普通科トップは市立浦和の1.84倍

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埼玉県公立の入学許可候補者数

埼玉県公立高校の入学許可候補者数は以下のサイトから確認が可能です。

令和3年度埼玉県公立高等学校入学者選抜に関する情報
令和3年度埼玉県公立高等学校入学者選抜に関する情報

入学予定者数と実際に発表される入学許可候補者数がかつてほぼ同数でしたが、今は少し多めに発表する学校も出て来ました

まさお
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入学許可候補者は、合格者と同義ととらえてください。
許可候補者などともったいぶった言い方をしているのは、3月中に問題を起こした場合に入学許可を取り消す可能性があるためということのようです。

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入学許可候補者数が予定者数よりも多い学校

実際どのような学校が何名くらい多く合格者を出しているのか、上位5校をランキングにしてみました。

順位学校名学科
コース
募集定員入学許可
予定者数
実受験
者数
入学許可
候補者数
予定数
との差
倍率受検
倍率
1上尾普通科240238287246+81.171.21
2市立浦和普通科240240453246+61.841.88
3越ケ谷普通科320318431323+51.331.35
4伊奈学園総合普通科680675831679+41.221.23
4川口普通科320318362322+41.121.14
4越谷北普通科320318432322+41.341.36
4本庄普通科320318404322+41.251.27

上記の表で「受検倍率」というのは、当初の予定通りの入学許可候補者だった場合の倍率です。上記の学校は4~6名程度合格者を多く出していますので、倍率が若干下がっているのが特徴です。

市立浦和は倍率で0.04ポイントも下がっています。高倍率校かつて定員の少ない学校で合格者を多く出してくれるのは大変ありがたいことなのです。

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実質倍率の上位校の顔ぶれは?

では、実質倍率上位校の顔ぶれを見てみましょう。

順位学校名学科
コース
募集定員入学許可
予定者数
実受験
者数
入学許可
候補者数
倍率
1大宮理数科404091402.28
2市立大宮北理数科404093412.27
3市立浦和普通科2402404532461.84
4越谷北理数科404069401.73
4所沢北理数科404069401.73
4松山理数科404069401.73
7川口市立普通科2802804812821.71
8川越南普通科3603585963581.66
9市立川越普通科1401402291411.62

上記の通りトップ9校の内、5校が理数科でした。普通科の高倍率校は市立高校が圧倒的に多く、県立高校は川越南1校のみでした。

市立高校は他の県立高校と異なり、市の独自の施設や制服などから受験生が集まりやすい傾向があります。

まさお
まさお

今年はコロナで学校見学や説明会訪問が十分にできなかったことから、学校をイメージ先行で選ぶ傾向が強かったように思います。
埼玉の公立人気校が例年通り受験者を集める背景も上記のような人気校に出しておけば間違いないというような発想によるものではなかったのかと少し危惧します。

公立高校の倍率が高いということは、それだけ多くの不合格者を出しているということになります。
来年度の受験生の皆さん
安易な公立高校受験は不合格のときのダメージが大きいので気を付けるようにしましょう。

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