こんにちは。まさおです。
4/28、文部科学省は2020年6月から2021年3月末までの児童生徒のコロナ感染状況を発表しました。16,487名の児童生徒がコロナに感染したとのことです。
今回のテーマは「児童生徒のコロナ感染、約1.7万人」です。
文部科学省の発表内容
文部科学省の「衛生管理マニュアル」に以下の表が掲載されています。
要点は以下の通りです。
1.2020年6月から2021年4月15日までの児童生徒の感染者は17,570名
2.感染経路は家庭内が高く57%
3.学校での感染も13%発生している
4.学校内感染は高校生が24%と小中学生に比して高い
5.2021年3月以降感染者は増加傾向
学校での感染が13%で、2,300名の生徒が学校経路で感染しているということです。全国の児童生徒の数に比べれば少ないのでしょうが、この割合が今後上がってくると怖いですね。
変異株の拡大による感染リスク上昇も考慮
今回の文部科学省の発表と合わせて、学校向けの衛生管理マニュアルも改訂されました。
この改訂の中で、変異株の拡大による感染リスク増大を考慮した記述がみられます。
変異株が子どもへの感染力が強い可能性があるという踏み込んだ表現があることが注目されます。
また、変異株の拡大に伴う感染リスク増大の可能性を踏まえて、これまで以上に危機感を持って感染予防に努めるように周知をしています。
一方で、一斉休校等はすぐに行うべきではないという従来の立場は維持しており、感染対策を徹底した上で子どもの学びの保障を実現すべく、オンラインとの併用などの工夫を求めています。
変異株の子どもへの感染力に関するレポートで有力なものがまだありません。
本当に子どもへの感染力が従来のものより強いということが研究成果として出てくるようだと学校側もより対応強化が求められると思います。
子を持つ親が適切な判断でわが子を守ることが大事
今回の文部科学省の発表は学校での感染が13%あり、変機株で感染拡大の科の姓がありながらも対策強化で学びを続けるという難易度の高い内容です。
各学校がどこも同じ水準で感染対策ができていればよいのですが、学校の人員不足や教師が多忙であることもあり、頭では理解していても対策を完ぺきにこなしきれないという状況はどこにおいても発生し得ると思います。
そういう局面だからこそ、保護者の方がわが子が学校でどのような環境になっているかに興味を持つようにしましょう。
不安であれば、勇気をもって学校を休ませる等の対応も重要だと思います。
13%の割合で感染をもらってきた場合、自宅の家族への感染は確実に起こると思われます。
高齢者や持病を持っている方が家族にいる場合は、学校経由でウイルスが持ち込まれる可能性を考慮しておく必要があります。
親御さんがきちんとわが子の状況を確認し、守る体制がより必要になってきました。
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