埼玉県が令和4年度公立高入試の学校選択問題実施校を発表 

高校入試
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まさお
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こんにちは。まさおです。
5/27、埼玉県教育委員会は令和4年度の埼玉県公立高校において応用問題を中心に出題される「学校選択問題」を実施する学校を発表しました。1校増えて22校の予定です。
今回のテーマは「令和4年度埼玉県立高校学校選択問題実施校」です。

令和4年度学校選択問題実施校

◆昨年より1校増えて22校が実施
増えた学校は市立大宮北高校
その他21校は前年と同じ顔ぶれ
◆学校選択問題実施校は概ね偏差値60以上
⇒北辰テストの偏差値60が学校選択問題実施校のボーダーライン
⇒問題の難易度が高いため、ボーダーラインの付近の学校は受験生が敬遠することも

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埼玉県教育委員会の発表内容

まずは、埼玉県教育委員会の発表内容を確認してみましょう。

埼玉県の令和4年度入試情報は以下のページに掲載されています。今後の追加情報もここのページから取得することが可能です。

令和4年度埼玉県公立高等学校入学者選抜に関する情報
令和4年度埼玉県公立高等学校入学者選抜に関する情報

学校選択問題実施校の具体的な顔触れは以下の通りです。

まさお
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増えた1校は市立大宮北高校です。21年度の入試でも高倍率の人気校でしたが、学校選択問題実施校に仲間入りとなりました。これで大宮北志望の受験生は敷居が少し高くなったかもしれませんね。

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埼玉の標準的な学力検査で偏差値60以上の学校ばかり

上記の学校は埼玉県の標準的な学力検査である「北辰テスト」の合格ライン偏差値が60以上の学校に偏っています。

学校選択問題は、上位校向けに通常の共通問題よりも難易度の高い問題を集めた問題セットです。
したがって、実施校が上位校に固まるのは当たり前なのですが、まるで事前に資料でも見てきたかのように見事に北辰テストの偏差値60ラインで線が引かれるのが特徴です。

数学と英語を難易度も高い問題セットに差し替えることにより、上位生の成績差をはっきりさせてより学力の高い生徒を合格させようというのが狙いです。

昨今は公立高校も大学入試合格実績の慎重が求められていますので、より学力の高い生徒を多く入学させた方が、大学進学実績も上がりやすいという発想です。

一方で、学校選択問題は偏差値60付近の学校の受験生には少し難しすぎるという声も聞かれます。そのため、学校選択問題実施校の受験に躊躇する受験生も毎年少なからずいて、「共通問題トップ校」という学校選択問題を採択していない学校の中で難易度の高い学校に人気が集まるような傾向もあります。

まさお
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共通問題トップ校は、過去問を含めて対策がしやすいのが特徴です。学校選択問題に比べて得点予測がしやすいので、ある程度安定した実力を発揮していれば合否の見通しも立てやすいです。

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志望校が学校選択問題を採用しているかを早く見極めよう

埼玉の受験生は、自分が志望している学校が学校選択問題なのか共通問題なのか、早めに見極めるようにしましょう。

夏休みの対策レベルに大きく差が出てくるからです。
学校選択問題実施校を希望する場合は、中堅~上位の私立高校の入試問題レベルを視野に入れた応用問題の演習を大量にこなす必要があります。

逆に共通問題を志望する場合は、自分が解ける問題を100発100中でミスなく確実に得点に変える手堅さが求められます。

この2つのタイプの違いを知っておくことで夏休み中に解く問題のレベルや量に差が出て来ます。学校選択問題を選んだ場合は、難易度の高い問題をじっくり考えて分からないなりにも考えたことを答案に書き残すタイプの学習をしておきましょう。

一方で、共通問題校を選択する場合は、過去問レベルの問題を速く、ミスなく解く練習をしましょう。

まさお
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どっちを選んでも入試当日に問題を解くということには変わりがありませんので、迷っていても仕方がありません。早く自分の志望校と問題タイプを見極めて目標に向かった学習をスタートさせましょう

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