【自己肯定感】得意科目を伸ばすと苦手科目も伸びるという事実

自己肯定感 学習方法・学習ツール
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まさお
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こんにちは。まさおです。
夏休みもあと10日くらいというところも多いと思います。夏休み終盤に入り、やるべきことが終わらずに焦り始めている人も多いのかもしれません。
苦手科目は特に後回しにしがちですが、逃げずに取り組むことが大事です。
今回のテーマは、逆説っぽいですが「得意科目を伸ばすと苦手科目も伸びる」という話です。

得意科目を伸ばすと苦手科目も伸びる

◆最初に得意科目を徹底的に伸ばすことが大事
⇒得意科目を徹底的にやりまくると、成績だけでなく自己肯定感が伸びる
⇒自分に「これはできる」「この分野は負けない」という感覚があることが大事
◆苦手科目から逃げなければ苦手も伸びる
自己肯定感があれば苦手にチャレンジする気持ちが出てくる
苦手は取り組みさえすれば必ず伸びる。チャレンジする気持ちが大事

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学習の起点は得意科目・得意分野を伸ばすこと

受験勉強などもそうですが、多くの受験生は勉強を「できればやりたくないが、やらないといけないからやる」という感覚でとらえているかもしれません。

しかし、小学校1年生や幼稚園で初めて学習に触れたときは、「なんだか楽しい」という感覚があったはずです。人によって「なんだか楽しい」を感じる教科は差があったかもしれませんが、知らないことを知ったり、できなかったことができるようになるというのは本来楽しいものです。

それがいつの間にか、テストの点数で比較されたり、競争させられたりする中で、学習そのものを競争の道具のようにとらえる感覚が強くなってきている人も多いのかもしれません。「誰かに負けないために勉強する」というような感覚です。

本当に学力を伸ばそうと思ったら、競争のための勉強ではなく、自分が純粋に楽しいと思える感覚を大事にすることが重要です。

その意味でも、本当にやっていて楽しい教科を徹底的に楽しんで学ぶということがまずは大事です。

まさお
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論語に「これを知る者はこれを好む者に如(し)かず。これを好む者はこれを楽しむ者に如(し)かず。」という言葉がありますが、まさに「これを楽しむ者」が最強ということです。
苦手科目を楽しめるようになるには少し時間がかかるので、最初は自分が好きだったり得意だったりするものを極めることから始めましょう!

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得意科目が伸びると「自己肯定感」が伸びる

今の中学生・高校生は「自己肯定感」が弱いという話をよく耳にします。

自分に今一つ自信がなかったり、「自分はここがダメ」と否定的な感覚を強く持っているようです。

個人的には世の中が人の失敗を徹底的にバッシングする風潮が強く影響していると思っており、今の若者の自己肯定感の低さは大人が招いた失策だと思っています。
もっとも、その大人も自己肯定感のな人がどんどん増えているという状況もあって、自分たちで自分たちの自信をそぐような行動ばかりをとっているようにも見えます。

学習においては、得意分野を鍛えることで「自分は数学は他の教科に比べてよい結果が出せる」とか、「英語は何時間勉強しても飽きないし、ずっと勉強していたい。海外にも行きたい」といった感覚を身につけることができます。

つまり、いわゆる「自己肯定感」を特定分野において身につけるということになります。

最初からすべての分野に「自己肯定感」を身につけることは難しいですが、特定分野に「自己肯定感」の種を植えておくことが、その後の人生も含めて大きなプラスになります。

まさお
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ちなみにこれは必ずしも勉強だけに限ったことではありません。
部活で学期が上手に演奏できるとか、スケートボードがめちゃめちゃ上手といったことでもよいのです。何か1つ得意分野を持つことが今の時代は重要です。

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「自己肯定感」があると苦手にチャレンジできる

苦手科目へのチャレンジですが、得意分野が明確な人ほど苦手分野に向き合うパワーを持っています

苦手科目ができるようになるメカニズムある意味単純で、苦手科目に接する時間を増やすだけと言っても過言ではありません。

これまで多くの受験生を見てきましたが、苦手科目ができない理由の多くは学習時間が圧倒的に足りないことです。学習時間が足りないことで以下の悪循環が起きているケースが多いのです。

苦手科目の悪循環

●学習時間が足りないから、理解が深まらない

● 理解が深まらないから問題が解けない

● 問題が解けないからテストでよい点が取れない

●テストでよい点が取れないから、学習する気になれない

にわとりと卵ではないですが、この悪循環から脱却するには「苦手に向き合うパワー」が必要です。最初は苦しい時間なのですが、逃げずに向き合うことができれば、ほどなく突破口が見えてきます。問題はその突破口が見えてくるまでの最初の苦しい時間を耐えきれる強さがあるかということです。

得意分野で身につけた「自己肯定感」があれば、いつか自分もできるようになるはずというバックボーンが最初の苦しい時間を支えてくれます。

得意分野があることが苦手分野にチャレンジする強い心を作ってくれるのです。

まさお
まさお

人が苦手と感じることの大半は、「精神的な安定」を脅かすことが原因です。苦手に向き合う強い心を持てると、多くの困難は突破可能な課題になってきます。
そのためにも、自分の得意分野・好きなことを自覚して、それに熱中することが大事です!

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