こんにちは。まさおです。
コロナの急速な感染拡大により、一部の学校では2学期を予定通りスタートさせずにしばらくお休みを続ける措置を取り始めています。
今後、休校する学校が増える可能性もありますね。家庭学習が重要になってきます。
今回のテーマは「家庭学習強化のための単元ごとの弱点把握のススメ」です。
感染拡大により家庭学習がこれまで以上に重要に
2020年の3月から6月にかけて一斉休校が行われましたが、その後は文部科学省も一斉休校はかたくなに実施しないという態度を貫いてきました。
一方で、現在の爆発的な新型コロナの感染者数増加によりこのまま2学期をスタートさせて良いものか、自治体によっては対応を変えざるを得ないという判断をしているところも出て来ました。
相模原市は市内106の全小中学校を8月いっぱい臨時休校とすると発表しています。今後、同様の自治体が増えてくる可能性があります。
始まるはずの学校が始まらないとなると、家庭学習をどう進めるかが再び注目されることになります。この時期に家庭学習でどのようなことをしておくべきでしょうか。
単元ごとのチェックテストをまとめてやるのがおススメ
この時期に急遽、休校により家庭学習が増えるとなると、自宅で何をするのかが悩ましいところです。
今すぐやっておくと有効なのは、単元ごとの自分の到達度をまとめて把握することです。
学校や塾の授業は1か月から2カ月ほどかけて各単元の学習を進めます。中学の数学で言えば、乗法公式⇒因数分解⇒平方根と3か月ほどかけて学習をします。
一方で、自分の理解度が「乗法公式はどの程度、因数分解はどの程度」といった具合にまとめて把握することはあまりできていないと思います。
1日にまとめて複数の単元のチェックを進めておくと、単元ごとの理解度が比較出来てどこが弱点というのが明確に把握できます。
家庭学習をまとまった時間やるには、まとまった課題があった方が進めやすいものです。その意味でも、数学・英語・理科・社会といった主要な単元をまとめてチェックすることが有効だと思います。
単元ごとのチェックテストはどこにある?
ではその単元ごとのチェックテストはどこにあるのでしょうか?
探せば至る所にあるのですが、あまり普段は意識していないかもしれません。
いくつか有効なものをご紹介します。
【数学】教科書の章末問題だけをやる
一番お手軽なのは教科書の章末問題を抜き出してやるというものです。
章末問題がついているのは数学だけでしょうから、数学限定になってしまいますが、特別な準備も不要ですぐに取りかかれます。
ただし、教科書の弱点は解答がついていないということです。
教科書ガイドなどを使って解答を入手しておくことが重要です。
すでに持っている問題集にチェックテストがついている
すでに持っている問題集がある場合は、その中にチェックテストがないか確認しましょう。チェックテストの形式で入っていない場合でも、章末問題だけをまとめてやる形で対応が可能なケースも多いです。
弱点は教科書と同様、数学に偏りがちという点です。
短時間でできるチェック用問題集を新たに購入
新たに問題集を購入するというのも一つの方法です。
その場合は短時間でできるものを選ぶことが大事です。たとえば以下にあるような問題集がおススメです。
学年・教科別にバリエーションがありますから自分に合ったものを購入するとよいと思います。
ネット上に公開されている教材を使う
また、昨年の一斉休校時にネット上に公開された教材も多数あります。
中学校の指導要領が今年から新しいものに変更になっているので、その点は注意が必要ですが、大半はそのまま使えると思います。
各サイトのクオリティを細かくチェックしていませんが、サンプルを確認している限り、いずれも一定レベル使える良いものだと思います。
数学に偏る傾向がありますが、まずは数学を徹底的にやってしまうのがよいと思います。
家庭学習の時間を無駄にしないように、チャンスととらえて学習を進めていきましょう。
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