【人気校はどこ?】10月実施埼玉県公立高校進路希望状況

埼玉県公立高校進路希望調査10月高校入試
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まさお
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こんにちは。まさおです。
埼玉県は10/1に中学3年生の志望校調査を実施し、10/28にその結果を公表しました。
10月の志望校調査で次年度入試の人気校がそこかがある程度見えてきます。
最終倍率はここからずいぶん下がるのですが、まずは現状の人気校を見ていきましょう。
今回のテーマは「埼玉県公立高校進路希望調査」です。

10月進路希望調査

◆全日制普通科倍率は1.28倍で前年より0.1ポイント低下
⇒定員27,199名に対し、34,707人が希望
⇒一方、農業科や工業科・商業科などの実学系は志願者が増加
◆10月段階は人気校に希望者が集中
⇒トップは前年に引き続き市立川越高校で3.95倍
理数科トップは大宮で2.55倍

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埼玉県発表の進路希望者数データ

埼玉県では毎年10月1日と12月15日に進路希望調査を実施します。
中学3年生はこの数字を見て、自分の志望する高校の倍率と成績を見ながら本当にここに出願して大丈夫なのかを検討します。

10/1の数値は初回の人気投票のような位置づけで、これを見ながら自信のない受検生は他校に志望校を変更していきます

今回のデータ全量は以下のページからダウンロードが可能です。

人気校トップ10は以下のような状況です。

順位学校名学科
コース
募集人員進学
希望者
(男女計)
倍率前年同期
倍率
1川越市立川越普通1405533.954.34
2さいたま市立浦和普通2408473.532.73
3川口市立普通2809343.343.06
4大宮理数401022.552.55
5川越南普通3588302.322.45
6浦和西普通3588292.322.34
7川口市立理数40872.181.98
8鳩ヶ谷普通1583162.001.73
9南稜普通3186352.001.97
10大宮普通3186331.992.19

トップ10の状況を見ると以下の傾向が見て取れます。

  • 上位10校の内、前年もトップ10に入っていた学校が7校
    ⇒人気校の地位は不動で簡単には合格できない
  • トップ校は大宮以南か川越地区に集中
    ⇒県南部の交通の便の良いところに人気が集中する傾向
  • 理数科は大宮と市立川口の2校
    ⇒例年実受験の段では理数科人気が上がる傾向
  • 市立高校の人気が高い
    ⇒制服など県立高校より特徴がある上に定員が少ないことが背景
まさお
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昨年の市立川越の最終倍率は1.64倍でした。4.34倍の倍率を見て受験生が他校に散っていった結果です。市立川越に限らず、人気校の倍率は10月調査をピークに今後下がっていきます。

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今後の志望校選択はどうする?

今回は10月時点での調査ということで、中3生もまだ希望を表明している段階です。
これから、入試本番に向けて現実的な成績や倍率を見ながら、受検校の調整が入ります。

実際の受験校確定まではどのように考えていけばよいでしょうか?

出願先確定までの流れ

  1. 学習面では合格に向けて妥協せず努力を続けることが基本
  2. 12月中旬ごろをめどに併願する私立高校の合格見通しを確認す
  3. 12月北辰テストの成績が返ってきたら合格可能性を見て再検討を行う
    ⇒納得のいく私立高校があるなら高倍率でもチャレンジ可能
    ⇒北辰テストの合格診断が低い場合は1ランク下げた志望校の検討を開始
  4. 12月の通知表や内申点がどれくらいかを中学校と確認し再検討
    ⇒内申点があまり高くない場合は志望校を下げるべきか検討
  5. 12月15日進路希望調査データを見てそのまま出願するか判断
    ⇒内申・北辰偏差値・併願私立高校の情報から公立にどうしても行きたい場合は志望を下げる
  6. 最終出願倍率をみて最終判断

おおむね上記のような流れになります。

ポイントは、合格可能性もさることながら、併願する私立高校をどのレベルで確保できているかです。
所得状況によっては私立高校も受領量の大半が補助される時代ですから、私立高校に納得のいく学校があるなら、公立高校をチャレンジしてもよいということになります。

一方で、どうしても公立高校に進学したいという希望があれば、倍率を見て回避という選択肢も現実的な選択としてみておくべきです。

まさお
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この後の選択は、その後の人生に大きくかかわりますので、保護者・学校や塾の先生・本人の3社がタッグを組んで冷静に判断することが重要です。

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