こんにちは。まさおです。
2023/2/9、東京都教育委員会は令和5年度東京都立高校一般入試の応募状況を公開しました。
全日制普通科ではコース、単位制を除いて男女別定員制がとられています。どの程度の倍率になりそうなのでしょうか?
今回は「都立高校一般入試応募倍率」を取り上げます。
都立高校応募状況
2/9、東京都教育委員会は2/7で締め切った、都立高校一般入試の応募状況を公開しました。
上記ページから各校の応募状況・応募倍率が確認可能です。
今年は全校で男女別定員制の緩和措置が20%枠で実施されます。男女ともに定員の8割までを取って、最後の2割は男女の別なく、成績の良いものから合格とします。これにより、男女別の合格ラインの差はほとんどなくなると言われています。
2022年度の都立高校応募状況はこちらから
都立の高倍率校はどこ?
では、今年の高倍率校を具体的に見ていきましょう!
普通科男子
単位・コース制を除いた普通科男子で2倍を超えた学校は以下の通りです。
順位 | 学校名 | 一般定員 | 応募者数 | 応募倍率 |
---|---|---|---|---|
1 | 日比谷 | 133 | 345 | 2.59 |
2 | 調布南 | 100 | 249 | 2.49 |
3 | 目黒 | 100 | 244 | 2.44 |
4 | 広尾 | 81 | 178 | 2.20 |
5 | 豊島 | 132 | 283 | 2.14 |
6 | 武蔵丘 | 133 | 283 | 2.13 |
7 | 江北 | 132 | 280 | 2.12 |
8 | 石神井 | 132 | 275 | 2.08 |
9 | 府中 | 116 | 237 | 2.04 |
9 | 田園調布 | 89 | 182 | 2.04 |
11 | 戸山 | 132 | 266 | 2.02 |
12 | 狛江 | 133 | 266 | 2.00 |
普通科女子
普通科女子(コース・単位制を除く)の2倍超の学校は以下の通りです。
順位 | 学校名 | 一般定員 | 応募者数 | 応募倍率 |
---|---|---|---|---|
1 | 鷺宮 | 106 | 283 | 2.67 |
2 | 広尾 | 74 | 192 | 2.59 |
3 | 竹早 | 85 | 196 | 2.31 |
4 | 神代 | 121 | 275 | 2.27 |
5 | 深川 | 88 | 193 | 2.19 |
6 | 豊多摩 | 121 | 264 | 2.18 |
7 | 昭和 | 121 | 260 | 2.15 |
8 | 府中 | 106 | 224 | 2.11 |
9 | 青山 | 106 | 221 | 2.08 |
9 | 武蔵丘 | 121 | 252 | 2.08 |
9 | 富士森 | 134 | 279 | 2.08 |
12 | 小岩 | 136 | 282 | 2.07 |
13 | 三田 | 113 | 230 | 2.04 |
14 | 日比谷 | 121 | 246 | 2.03 |
15 | 目黒 | 91 | 184 | 2.02 |
15 | 豊島 | 121 | 245 | 2.02 |
17 | 田園調布 | 81 | 162 | 2.00 |
このように男女を並べてみると、倍率2倍の学校の数も男子が12校に対して女子は17校と5校多くなっています。
女子は男子に比べて私立高校の募集定員が多く、都立高校の募集定員が男子より少なく設定されています。結果として、女子は高倍率となる傾向があります。
上記2倍以上の学校も男女の募集人員数を見れば、男子の方が募集数が多いことがわかりますね。
男女別定員制の緩和措置により、男女のボーダー差はほとんどなくなると思いますが、倍率トップの日比谷当たりではやはり女子が不利になる可能性もあります。結果が出たところできちんと確認しておく必要がありますね。
男子も女子の人気校の高倍率が目立ちます。ちなみに男女一括募集の倍率トップ校は新宿高校の2.29倍でした。
専門学科は新設の立川高校の創造理数科が3.63倍と異次元の高倍率を出しています。
2/13から願書の取り下げ、再出願が行われます。最終倍率がどのように出るのか、結果が出たらまた取り上げる予定です。
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