こんにちは。まさおです。
2/10、千葉県教育委員会は千葉県公立高校の志願状況を公表しました。
例年、高倍率校が出にくい千葉県公立高校入試ですが、今年も2倍を超えた学校は1校のみでした。志願先変更で受験生が他校に分散すると、2倍超の学校はなくなるかもしれません。
今回は「2023年度千葉県公立高校志願状況」を取り上げます。
千葉県公立高校確定志願状況
2023/2/10、千葉県は千葉県公立高校の志願状況を公表しました。
詳細は以下のページから確認が可能です。
学校別の倍率一覧はこちらから入手できます。
全日制の全体倍率は1.13倍で、前年の1.11倍から0.02ポイントとわずかに上昇しています。
2倍を超える学校は東葛飾の1校のみという状況になりました。
千葉県公立高校入試は、前後期制が廃止され一本化されて3回目の入試となります。一括募集になり定員が増えて倍率が下がった半面、一発勝負で失敗が許されないこともあり、高倍率校が出にくいのかもしれません。
志願倍率上位校はどこ?
そんな中でも倍率が上位の学校を確認してみましょう。
順位 | 学校名 | 学科 | 募集 人員 | 志望者 | 倍率 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 東葛飾 | 普通科 | 240 | 530 | 2.21 |
2 | 船橋 | 普通科 | 320 | 619 | 1.93 |
3 | 柏の葉 | 普通科 | 280 | 510 | 1.82 |
4 | 市立千葉 | 普通科 | 280 | 494 | 1.76 |
5 | 市立千葉 | 理数科 | 40 | 70 | 1.75 |
6 | 船橋 | 理数科 | 40 | 67 | 1.68 |
6 | 成田国際 | 普通科 | 200 | 336 | 1.68 |
8 | 市立松戸 | 普通科 | 280 | 468 | 1.67 |
9 | 千葉 | 普通科 | 240 | 398 | 1.66 |
10 | 船橋東 | 普通科 | 320 | 521 | 1.63 |
昨年に引き続き、千葉御三家と言われる「千葉」「船橋」「東葛飾」がいずれもトップ10に入る高倍率となっています。
千葉は昨年度2倍を超える学校がありませんでした。今年は東葛飾の1校のみ2倍を超えている状況です。
今年は神奈川県公立高校も2倍超の学校がなくなるなど、特定の学校の倍率が突出して高くなる状況に落ち着きを見せていますが、東京や埼玉ではまだまだ人気校の突出した高倍率が目立つ状況です。
千葉は一部の学校を除いて比較的落ち着いた倍率になっていますので、自分の力をきちんと発揮することで合格を勝ち取れる受験生も多いと思います。
公立高校入試では、1.5倍を超えてくるとかなり合格が難しくなってきて確実に実力がないと不合格を食らってしまいます。千葉のトップ校は2倍超の高倍率校が少ないとはいえ、やはり確かな実力がなければ簡単に合格できないのは間違いないと思います。
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