いよいよ入試が目前に迫ってきました。
本番が近づけば近づくほど、何をすればよいのか迷いませんか?
ここまで来たらジタバタしてもしょうがないなんて言う受験生もいるかもしれませんが(笑)、当日までジタバタした方がよいと思います。
この時期は1日の使い方が合否に大きく影響します。
勉強の進め方は以下の記事を参照ください。この記事では勉強以外の注意点をまとめてみました。
入試直前期に不安の取り除くためにやるべきこと
入試当日はテストを受けて1点でも多く得点するしかないのですが、1点でも多く得点するためにの準備が必要です。
・多くの受験生は入試当日に自分の実力が発揮できていないことを理解する
・当日緊張しないために事前にわかる情報(時間割・経路等)は整理しておく
・当日をゆとりをもって過ごすための便利グッズを確認しておく
入試当日、自分の実力を出し切ることは意外と難しい
一般入試の多くは、試験当日の一発勝負で合否が決します。合格するために重要なことは、一発勝負の試験で自分の実力通りの答案を提出してくることです。
ところが、試験から帰ってきた受験生に聞いてみると、取れるはずの問題を難問も落として帰ってくる生徒が意外にも多いのです。
多くは、当日の緊張感から冷静さを欠いてしまうことが原因のようです。
特に、一見簡単そうに見える難問に予想外に時間をとられて、とるべき問題を時間不足で落としてしまったり、一見難しそうに見えるが実はサービス問題に冷静に対処できなかったりといったことが多いです(そういったことをなくすための過去問演習ですが…)。
前提として、「練習通りの得点が本番で取れれば大成功である」と思っておくことが重要です。
その意味でも、当日余計な心配事でメンタルが乱れないような準備をきちんとしてきたいです。
試験会場までの経路や時間割など、事前にわかる情報の整理が大切
入試当日、受験生は思いのほか緊張をしています。実際に見たいくつかの事例を挙げてみます。
乗る電車を間違えて試験場に遅刻した
最近はJR・私鉄・地下鉄の相互乗り入れが増え、同じ駅の同じホームから出る電車が気が付くと違う路線に乗り入れるということが増えてきました。
ある受験生は、私鉄(東武東上線)に乗るつもりが、地下鉄直通電車(東京メトロ有楽町線)に乗ってしまい、途中から地下に入ってしまいました。何分待っても降りるはずの駅が現れず、途中で駅員に聞いてやっと気づくという悲劇。何とか試験場にたどり着きましたが、予定時刻よりも大幅に遅れて冷静ではいられないまま入試がスタートしました。
他にも、各駅停車に乗らないといけないのに、ダイヤが乱れていて事前に調べていた乗車時刻に来た電車が、たまたま一本前の快速電車だったケース。駅のアナウンスをきちんと聞いていればよかったのに、なんとなく乗ってしまい、試験会場最寄り駅を通過して、かなり先の駅から引き返すというケースもありました。
入試当日の時間割は確認せず、教科の順番が想定外で頭が混乱した
入試当日の時間割は確実に把握していますか?
教科の順序と間の休み時間、募集要項にはきちんと書いてあるはずですから事前に確認をしておきましょう。
過去の高校受験生でこんな生徒がいました。
その生徒は国語と英語が得意で数学を苦手としていました。3教科入試の私立高校を第1志望としていて、数学の出来がとても重要でした。
塾の試験や外部の模擬試験はなぜか国語⇒数学⇒英語という順序が多いのですが、その学校は1時間目が数学になっていました。
※数学⇒国語⇒英語という順序でした。
試験場で教科の順序に気づいたその生徒は、1時間目が苦手な数学ということで、必要以上に緊張してしまい、時間配分に失敗。
しかもその失敗を気に病んで、以降の国語と英語にも悪影響を及ぼし、試験後の自己採点もボロボロでした…。
試験当日の科目の順序は3教科合計得点で合格ラインを突破する際のメンタルの起伏に影響します。最初が苦手科目であっても、当日の問題のめぐりあわせや受験生の増減によりチャンスは十分考えられます。むしろ、3教科すべての試験で実力を出し切るためには数学の試験終了後に、頭を切り替えて次の試験に備えるべきでした。
他にも、模擬試験では試験と試験の間の休み時間が10~20分であるのに対して、本番入試では試験と試験の間の休み時間が50分と想定以上に長く、対処に困った受験生がいました。
一般的に休み時間は、次の科目に向けて頭の切り替えを行うべく問題集などでウォーミングアップを行う時間です。その生徒は時間を持て余して、すでに終わった前の科目の解答ミスの振り返りを初めて、自分で自分の不安をあおるようなことをしてしまっていました。
1科目の失敗で入試は決まらないので、最後の科目まで実力を出し切ることに意識を向けるようにシミュレーションしておくこと。
試験当日、余裕をもって過ごすための便利グッズ
試験当日は想像もしなかった不測の事態がいろいろ起こります。
これまで数多くの受験生を見てきましたが、「そんなことあるのか?」と思うような出来事に数多く遭遇してきました。
たとえば、「試験当日の座席が灯油ファンヒーターの前で、試験中熱風にさらされ頭がぼーっとしてしまった…」とか。試験監督に相談したのかと聞いたところ、我慢できそうだったから我慢したと言っていました。席を変えてもらうとか、ストーブの位置を動かしてもらうとかで試験時間の集中力は変わったと思います。その生徒はなんとか合格していたからよかったものの、肝を冷やしたものです。
上記のような経験から、持ち物面で工夫できることを以下の記事にまとめましたので、こちらをご参照ください。

入試直前期は、精神的に不安定になりがちです。ましてや当日はちょっとしたトラブルでもパニックになりがち。
そうならないためにも事前準備をしっかりしておきましょう!
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