こんにちは。まさおです。
共通テストが終わり、いよいよ私立大学入試・国立2次に向けた準備が本格化する時期です。緊急事態宣言の地域拡大等もあって、各大学はこのタイミングでも入試内容の変更を行っています。文科省が一覧にまとめてホームページにアップしました。
今回は「文科省が大学入試変更一覧をHPに掲載!」という内容です。
いまだに相次ぐ入試の内容変更。文科省が一覧化。
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い不安視された共通テストが何とか無事に終わりました。各大学はこれから始まる個別試験に向けて準備を進めていますが、入試の内容を変更する大学が多くなってきています。
文部科学省は1月20日、同省のホームページに1月15日段階の「令和3年度入学者選抜における新型コロナウイルス感染症への対応等に関する変更について」という資料を公開しました。
https://www.mext.go.jp/content/20210115-mxt_daigakuc02-000005144_01.pdf
上記の一覧を見ると1月15日段階で各大学から文部科学省に報告された変更点の一覧が出ています。
全ての大学の変更点が網羅されているわけではないので注意しましょう。自分の受験する大学の入試変更は必ず大学のHPを直接見て確認することが大事です。
変更内容は面接・小論文に多い傾向
上記資料で変更点を見てみると、多い変更点は以下の2つであることに気づきます。
1.面接試験を対面型からオンライン型へ変更
2.小論文を試験場で書くのではなく事前課題として提出(面接の材料にする)
他にも合格発表の掲示板を中止とか、個別試験を中止して共通テストのスコアで合否判定をするという大学も少数ながら存在しています。
各大学はクラスター発生によるリスクをよく理解していますので、以下に安全に入試を行うかに腐心しています。受験生側もしっかり情報をキャッチして対応準備を行いましょう。
面接がオンラインになった場合の準備
面接がオンラインになった場合は、利用ツールと環境の確認をすぐに行いましょう。
多くの大学は「Zoom」を使うと思いますので、どこからZoomを使うのかを確認しておく必要があります。
以前にニュースになったようにオンライン面接はネット接続が途中で切れたりすると不利になりますから、ネットワークの回線とZoomを利用する端末(PCやiPad)が安定稼働している場所を選ぶ必要があります。
自宅のPCで問題なければよいのですが、そうでない場合は学校の先生に相談してどこから受験すべきかを検討しましょう。できれば、Zoomを使った面接リハーサルを行い、余裕をもって当日を迎えられるように準備をしておくべきです。
小論文の自宅受験の際の留意点
もし、受験予定の大学の小論文試験が事前提出(自宅受験)になった場合は、事前課題の確認とその論文をどこで書くかをよく考えましょう。
事前提出(自宅受験)の小論文の場合は、制限時間が実質ないのと同じになりますので、必要に応じて調査などをしながら論文を書いてもよいと思います(大学側が禁止していなければ)。
一方で、大学側は受験生が何らかの調査をして論文を書くことも想定しているでしょうから、面接で論文の内容について本人がきちんと理解しているかを聞いてくる可能性が高いです。
受験生側は逆に面接で聞いてもらいたいことを意識して論文を書く姿勢が重要です。面接での質問を想定して論文を書いておけば、面接試験はかなり有利に進められるはずです。
入試変更点をポジティブに捉えることが大事
入試直前期の内容変更は受験生に対象なりとも動揺を与えるケースがありそうですが、今回の入試変更に限っては、コロナの感染リスクを軽減するための措置であると割り切ってポジティブに捉えましょう。
オンライン面接にしても小論文の自宅受験にしても、慣れないことで大変ではありますが、それは他の受験生も同じです。
どうせやるなら前向きにやった方が相手への心象もよいですし、困難を乗り越えやすいと思います。被害者意識を持たずに、自分が今できる最善を尽くすことだけを考えるようにしましょう。
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