18歳意識調査、ICT活用希望の1位は「オンライン授業」

その他
スポンサーリンク
まさお
まさお

こんにちは。まさおです。

日本財団は12/24に、「デジタル化」をテーマにした18歳意識調査の結果を発表しました。デジタルネイティブ世代は今の日本のデジタル化をどう捉えているのでしょうか?

「18歳が考えるデジタル化のツボ」というテーマを取り上げます。

18歳意識調査「デジタル化」のツボ

◆日本のデジタル化は遅れていると思う人は38.1%
オンライン授業が海外に比べて遅れている
⇒いまだに紙に依存する文化が根強い
⇒公立学校を始めとした教育機関がデジタル化できていない
◆国を挙げてデジタル化を進める必要があると思う人は65.5%
国力の維持・向上に必要
行政サービスの迅速化・高速化に必要
国際社会に追いつく

スポンサーリンク

日本財団の18歳意識調査アンケート

日本財団は、インターネット上で18歳の意識調査を不定期(ただし頻度は多い)に行っています。2020年11月13日(金)~11月17日(水)にかけて「デジタル化」というテーマで行った調査結果がホームページにアップされています。

18歳意識調査 | 日本財団
日本財団は「ソーシャルイノベーション」のハブとなり、子ども支援、障害者支援、災害復興支援など、よりよい社会づくりを目指します。あらゆる人や組織をつなぎ「みんながみんなを支える社会」を目指します。


ここでは日本のデジタル化について今の18歳はどんな意識なのかを見ていきたいと思います。

スポンサーリンク

日本のデジタル化は遅れていると思うか

以下のように、「思う」「思わない」「わからない」の3つに分かれました。「思う」がわずかに多いように見えますが、ほぼ大差がない状況ととらえるのがよいと思います。

遅れていると思う主な理由

以下の通りです。

・教育現場でのデジタル化の遅れ
・紙文化
・(給付金など)コロナ対応の遅さ
・海外と比べる遅れている
・ネット環境が悪い/5Gの導入が遅い
・キャッシュレス化が遅れている

18歳の若者の意識調査ですから、日常生活で目にしたり感じたりすることが中心になっています。
AI活用人材やIT人材が海外に比べて少ないことなどはなかなか実感する機会もないのかもしれません。

まさお
まさお

中国のキャッシュレス化は偽札の横行や犯罪の把握など、日本とは治安自体のレベルが違うことから推進せざるを得なかった背景もあるようです。日本は急いでキャッシュレス化をしなくても国が安全に回っていたというポジティブな会社もできますが、コロナ禍においてはそれが出遅れにつながってしまったことも否めません。

遅れていると思わない主な理由

・日本よりも遅れている国もある
・今のままで不満はない
・日本の技術は優れている/発達している
・インターネットが普及している

デジカメ発祥の国という意見や日本の技術力は国際的に強いという意見が多くあるようです。確かに20年までまではそのような考え方も通用したかもしれませんが、ここ10年くらいでかつて世界をけん引していた日本のメーカーが軒並みアメリカや中国の会社にとってかわられてしまったということをあまり意識していないようです。

まさお
まさお

スマホ1つとってみても日本のメーカーのものを使っている人はかなり減ってしまったと思います。ビデオデッキやDVDプレイヤーなどもそもそもない家も増えており、かろうじて生き残っているのはゲーム機の世界程度かもしれません。

スポンサーリンク

国をあげてデジタル化を進めてほしいもの

18歳意識調査で上位を占めた項目は以下の通りです。

18歳は学校がまだまだ身近な年齢層です。デジタル化の遅れを実感したのが1位となった「オンライン授業」ということなのだと思います。

2位の「給付金の入金など迅速な支援」ですが、マイナンバーカードを持っていた人は比較的早く給付を受けられたようです。
一方で、政府系のサイトではパソコンの環境がインターネットエクスプローラーしか使えないといった日本独特の問題点があったりして、PCに詳しい人ほど、デジタル化の遅れを実感してしまったかもしれません。
以下、参考となる記事です。

何故お役所ってオワコンIEが大好きなの?|楠 正憲(Japan Digital Design CTO)
まさか2020年にもなって、こんな解説を書かねばならぬことになろうとは思わなかったけど、マイナポイントの件で久しぶりに電子申請のIE縛りが話題になってますね。「当時普及していたIEを採用した」(総務省)というコメントが火に油を注いでしまった。わたしが把握している現場の事情としては「キャッシュレス決済との紐付けだから、...

日本の技術はここ10年くらいで一気に他国に抜かれた

18歳の意識調査で見えてきたことは、日本の今の生活に満足している若者にとっては国際的な競争力で日本が相対的に負けていることが実感できていなさそうということです。

かつて、Appleのスティーブ・ジョブズはAppleはSONYのような会社を目指すのだといっていましたが、iPod・iPhone・iPad、新型Macなどを次々と発表し、SONYを完全に追い越してしまいました。一方のSONYはパソコン部門を売却してしまいました。

パナソニックにしてもSHARPにしても、かつて世界の技術をけん引していた日本のメーカーが中国やアメリカなどの企業に軒並み追い越されてしまったことを若者にきちんと理解してもらうことがとても重要だと思います。

日本企業が復活する必要があるかは議論の余地がありますが、日本の若者が国際社会において活躍できるだけの競争力を身につけてほしいと思います。
その意味でも、日本のデジタル化は国家戦略として大胆に進めていってほしいと思います。

コメント